友達が増えてくると、腹を割って話せる人にも出会うことでしょう。本音と建前に慣れている日本人としては、「えっ?そこまで言う?」と思うこともあります。海外の人々がストレートに表してくる感情や本音に戸惑うこともあるかもしれません。英語で「実はこう思ってる」と本音を言う練習をしてみませんか?

本音を打ち明ける英語表現

To be honest / Honestly 「正直に言うと」

To be honest I’ve never liked your ex girlfriend.(ぶっちゃけ、君の元カノのこと嫌ってたんだ。)
Honestly I don’t feel like going shopping today.( 正直、今日は買い物に行く気分じゃないんだ。)

「正直に言うと」と訳すことができます。「ぶちゃけ」というスラングに最も近く、ネイティブスピーカーの間でも一番よく使われる表現です。

Frankly speaking 「率直にいうと」

Frankly speaking, he doesn’t have talent as a painter.(はっきり言って、彼には画家としての才能はない。)
Frankly speaking, the company is not doing well.(率直に言って、その会社はあまりうまくいっていない。)

「率直にいうと」というこの表現は、ビジネスなどでもよく使われます。秘密を告白するというよりは、単刀直入に意見を述べる前置きとして言うフレーズです。

(To) Tell you the truth / The truth is 「実を言うと」

Tell you the truth, I had a crush on you.(本当はね、君に片思いをしていたんだ。)
Tell you the truth, I didn’t quit. I got fired. (本当は、会社を辞めたのではなくて、クビになったんだよ。)

Truth「真実」と言うと、ものすごく重々しい感じがしますが、「本当のことを言うとね」と訳すと良いと思います。感情や事実など、自分の中にしばらく留めておいたことを打ち明ける際に使える表現です。

Actually「実は」

Actually, I am starving.(実は、おなかペコペコなんだ。)
Actually, I am going on a date tonight.(実は、今日デートなんだ。)

これは、時と場合によらずに使えますし、日本語で「実は」という時と同じに使えます。カジュアルな感じなので、大きな秘密を話す印象ではありません。

Just between you and me「ここだけの話」

Just between you and me she is having an affair.(ここだけの話、彼女は不倫しているんだって。)

内緒話を切り出すときに使える表現です。秘密は打ち明けたいけど、噂が広まらないように口止めしておきたいときにはこのフレーズを使いましょう。

フレーズを使い分けて本音を伝えよう

本音や秘密を打ち明ける準備はできたでしょうか?いきなり秘密を明かされても、前置きがなければ言われた相手もあなたがどのくらい真剣なのか、どの程度の秘密などかわからずに困惑してしまいます。フレーズだけでなく、勇気や心の準備がいることもあるかもしれませんが、本音を言い合えれば胸がスッキリして、よりよい関係が築けるはずですよ。

情報提供元:English Hacker
記事名:「仲良くなったら使いたい!友達に本音を打ち明ける英語表現集