大好評の英語あるある体験談を「ひとコマ漫画」でお届けするこのコーナー。お待たせしましたVol.2です!今回は英語でよくある空耳について、つい日本人がやってしまいがちな間違いについてです。
gargle(うがい)するのにgoggles(ゴーグル)はいらない!
何がおかしいか分かりますか?正しくは
“Wash your hands and gargle”
ですが、間違えて
“Wash your hands and goggles”
と聞こえたので、ゴーグルをしながら手を洗っているという状況ですね。「うがいして(Gargle)」と言って「ゴーグル(goggle)するの?」と返事をされたら「玉ねぎでも洗うの!?」と思わずツッコミたくなります(笑)
今回のマンガの”gargle「うがいする」”もそうですが、かの有名なサーチエンジン”Google”なども発音も難しければ、聞き間違えることが多い単語のひとつ。日本で発音を付けてみると、
- gargle (がーぐる)
- goggles(ごーぐる)
- Google (ぐーぐる)
とそれぞれ音は違うのですが、英語の音でga、goの部分を聞き分けるのはなかなか難しいものです。
しかし聞き間違いは何も日本人に限った話ではなく、ある日米ハーフのアメリカ人の女の子は小学生の頃、”gargle”のことを”gamble(ギャンブル)”と間違って覚えていたとのこと!ネイティブの彼女でも間違えてしまうくらいなのですから、日本人の私たちにとっては、これくらいの聞き間違いは許容範囲なのかもしれません(笑)
英語の空耳“モンダグリーン”
このように“聞き間違って解釈した言葉”のことを”mondegreen”と言います。
これは、米国の著作家Sylvia Wrightが子供の頃に、『The Bonnie Earl o’ Moray』というスコットランドのバラード曲の一節である”laid him on the green” を”Lady Mondegreen” と聞き間違えていたことからできた造語で、主に「歌詞の聞き間違い」のことをそう呼ぶようです。
日本でも『タモリ倶楽部』の「空耳アワー」コーナーはとても有名ですが、アメリカでも“歌詞の聞き間違い”などは、興味を引くネタのようで、検索してみるとたくさんヒットします。
YouTubeでも昔から英語の空耳はかなり話題になりやすく、こんな動画もかなり昔からたくさん再生されており、どれも「確かに聞こえる!」と思わず納得してしまうものです。
子供にもよくある空耳:Poker face(ポーカーフェイス)がPoke a face!?(彼女の顔をつつけ)
語彙の少ない子供にとって、聴き取りはなかなか難しいようで、空耳がよく起こるようです。
- Lady GaGaの『Poker Face』を小学生の息子が「poke her face(彼女の顔を突つけ)」と歌っていた。
- ABCの歌を習いたての幼少時代の話。”L,M,N,O…”の部分を”Ella Menno”という固有名詞だと思っていた。
- 子供の頃、”Let there be peace on Earth”という歌詞を、”Let there be pizza first”と歌っていた。
- 娘のソフトボールの試合を見に行ったら、コーチが娘たち選手に向かって”Get your cell phone!(携帯を持ってこい!)”と言っていて「なぜ?」と不思議に思っていたら、”Get yourself on [base].(出塁するんだぞ)”だった。
そう理解するのか!とビックリするものもありますね(笑)でも確かにそう取れなくもないというのが、空耳の紛らわしくも面白いところです。
知らない単語は聞き取れないといいますし、地道に語彙や表現を増やしていくことが、空耳を防ぐ有効な手段となるでしょう。
では今日はこの辺で。次回のひとコマ漫画もお楽しみに~♪
provided by えいご上手
情報提供元:English Hacker
記事名:「【マンガで☆えいご上手vol.2】 英語の空耳アワーgargle(うがい)するのにgoggles(ゴーグル)はいらない!」