日本語でもカタカナ英語・和製英語が日常的に使われていますが、同じノリで英語を話す時に使うと全く違う意味になってしまうことがよくあります。ノートパソコン、サラリーマン、アルバイトなどなど、英語で正しく言えますか?間違えやすい和製英語をしっかりおさえておきましょう!

英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語まとめ

英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語まとめ

ビジネス・仕事編

英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語まとめ2

1.ノートパソコン

✕ note PC ◯ laptop

2.サラリーマン

✕ salary-man ◯ office worker

3.ブラインドタッチ

✕ blind-touch ◯ touch-typing

英語のブラインド(blind)「見えない、盲目な」という意味合いが転じたものに、タッチ(touch)「打つ」が付けて作られた和製英語です。最近ではブラインドという言葉が差別的なことを連想させるということから、タッチタイピングという言い方のほうが広まりつつあるようです。

4.バイト/パート

✕ bite ◯part-time job

バイトをbiteと書くと「噛み付く」という意味になってしまうので、part-time(非常勤の)で行う仕事になります。

5.クレーム

✕ claim ◯ complaint

クレームという言葉も和製英語で、文句という意味なので”complaint”というcomplainの名詞形が正解です。

日常生活編

英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語まとめ3

6.コンセント

✕ consent ◯ outlet(米)、socket(英)

「コンセントどこ?」と聞きたい時にconsentだと「同意」という意味になりますので、電気の電源であれば”outlet”または”socket”になります。

7.ガソリンスタンド

✕ gasoline stand ◯gas-station

ガソリンという言葉は使わずガス(gas)を使う場所という意味です。ちなみに英語圏のgas-stationは日本と違いコンビニのようなお店が隣にあることがほとんどです。

8.オーダーメイド

✕ order-made ◯ tailor-made

オーダーは主に「命令」という意味なので、注文であれば”tailor”(仕立屋)が作る、という意味でtailor-madeになります。

9.カンニング

✕ cunning ◯ cheating on the exam

試験でこっそり回答を盗み見ることはcheat(ずるをする)で表します。ちなみにcunnnigだと「ずるがしこい」という意味になり全然違うことになりますね。

10.タレント

✕ talent ◯ celebrityまたはTV personality

日本で芸能人のことをタレントと言いますが、”talent”だと「才能」という意味になります。有名人という意味で”celebrity”またはテレビの人という意味で”TV personality”が正解です。

11.(芸能人などの)サイン

✕ sign ◯ autograph

“sign”は「きざし、しるし」という意味で、芸能人のサインは”autograph”を使いましょう。ちなみに「署名」は”signature”と言います。

12.ナイーブ

✕ naive ◯ sensitive

日本語でナイーブは「純粋な」という意味で使われますが、英語だとnaiveは「世間知らずな」という意味になってしまいます。基本的にnaiveはネガティブなイメージが強いのが日本語との大きな特徴ですね。

洋服編

13.セーター

✕ sweater ◯ sweatshirt

sweaterだと「汗をかく人」になってしまいますので、汗をかくくらい当たらかいシャツということで”sweatshirt”になります。

14.パーカー

✕ parker ◯ hoodie

パーカーを”parker”にすると人の名前のように聞こえてしまいます。フードがある服ということで”hoodie”と呼ばれることが多いですね。

15.ワンピース

✕ one-piece ◯ dress

上下つながっているのでワンピースですが、英語だと”dress”でワンピースなどフォーマルな場に参加するための服という意味になります。ちなみに漫画のワンピースはone pieceですね。

16.フリーサイズ

✕ free-size ◯ one-size-fits-all

サイズ問わず使えるものをフリーサイズと言いますが、freeだと「無料の」という意味になってしまうので正しくは誰でも使えるという意味で”one-size-fits-all”です。

17.バーゲン

✕ bargain ◯ sale

英語では”sale”と言うのが一般的で、”bargain”という英単語は「バーゲン品」「安売り品」のことを指します。

18.ハンドル

✕ handle ◯ wheel

handleは動詞で「handle the problem(その問題をなんとかする)」などと使われることが多く、ハンドルの意味だと”wheel”が正しいです。

19.マンション

✕ mansion ◯ apartment

ディズニーランドのホーンテッドマンションなどでも”mansion”は登場しますが、これは住居という意味ではなく「大邸宅」を意味します。普通の賃貸マンションやアパートであれば“apartment(米)”または”flat(英)”を使いましょう。

20.クーラー

✕ cooler ◯air-conditioner

coolerは「冷ます人」になってしまい何のことか分かりません。空気を快適に調整するという意味で”air-conditioner”が正解です。

21.メリット

✕ merit ◯advantage

利点という意味では”merit”ではなく”advantage”を使います。ちなみに“merit” “demerit” はそれぞれ「長所」「短所」という意味です。

22.タッチパネル

✕ touch-panel ◯ touchscreen

パネルという言葉に引っ張られそうですが、正しくは触って使う画面なので”touchscreen”になります。

23.パーキング(駐車場)

✕ parking ◯ parking lot

そのままパーキングだと「駐車」という意味になるので、駐車場であれば後ろにlot(場所)という単語を添えて”parking lot”にしましょう。

24.アンケート

✕ antiquity ◯ questionnaire

見慣れないかもしれませんがアンケートは”questionnaire”という単語を使います。ちなみにantiquityは”アンティークな”と全く別の意味になりますので注意しましょう。

25.ペットボトル

✕ pet-bottle ◯ plastic bottle

ペットボトルはプラスチックなのでそのまま”plastic bottle”が正解です。ペットボトルだとペット(犬など)をどうかするのか?と不信がられてしまうかもしれません。

26.バイキング

✕ viking ◯buffet

ホテルの朝食などでおなじみのバイキングは”buffet”です。最近はビュッフェと言うお店も多いですね。ちなみにバイキングは昔の海賊の名前なので全然使うところが違います。

27.フライパン

✕ fly pan ◯ frying pan

fly panだと飛んでいってしまうイメージになってしまいます。この場合のフライはfry(炒める)という意味で、炒めるためのものでfrying panになります。

28.スキンシップ

✕skin-ship ◯ physical contact

skin(肌)を合わせることですが、skin-shipではなく物理的な接触という意味なので”physical contact(物理的な接触)”でスキンシップという意味になります。

29.ゲームソフト

✕ game soft ◯ game software

ソフトという言葉はもともと”software”を略したものなので、ゲームソフトも”game software”になります。

30.シーズンオフ

✕ season-off ◯ off-season

offの位置が前と後ろで異なるのが紛らわしいですが、正しくは”off-season”です。

31.プリント

✕ print ◯ handout

紙の配布物のことは日本語ではプリントですが、英語だと手元に配るものでhandoutと呼びます。

32.ボールペン

✕ ball-pen ◯ pen

ボールペンのことも単に”pen”と言えばボールペンで通じます。

33.(身体の)スタイル

✕ style ◯ figure

styleはlife style(生活様式)などで使われますので、身体のスタイルがが良いと言いたい時は”You have good figure.(スタイルがいいね)”などと言います。

34.ジェットコースター

✕ jet coaster ◯ roller coaster

jetという言葉は使わず、回るという意味で”roller coaster”になります。

35.マイナスイメージ

✕ minus image ◯ negative image

minusでマイナスですが、ネガティブなイメージという意味では使わずもっと直接的に”negative image”と言います。

36.(服装などが)ラフな

✕ rough ◯ casual

“rough”だと「粗い」という意味になってしまうので、カジュアルなという意味なら”casual”が正解です。

37.シャーペン

✕ sharp pencil ◯ mechanical pencil

sharp(とがった)を使わず、カチカチとちょっとメカのようになっていることから”mechanical pencil(機械的な鉛筆)”でシャーペンのことを言います。

38.ドライヤー

✕ dryer ◯ hair dryer

ドライヤーだけだと何を乾かすのか分からないので、”hair”をセットにすると髪を乾かすドライヤーの意味になります。

食べ物編

英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語まとめ4

39.フライドポテト

✕ fried potato  ◯ french fries

friedは「揚げた」、potatoは「じゃがいも」のことですが、一緒につなげてもフライドポテトにはならないのが残念。フライドポテトを言う時は”french fries”と言いましょう。

40.ソフトクリーム

✕ice cream ◯frozen yogurt

アイスという意味でのソフトクリームは英語圏では”frozen yougurt”などと言います。

41.アメリカンドッグ

✕ American dog ◯ corn dog

アメリカの食べ物ですが、アメリカンドッグでは実は通じず、フランクフルトソーセージをトウモロコシ粉の衣をつけて油で揚げたものなので”corn dog”になります。

42.ウインナー

✕ winner ◯ sausage

ウインナーはソーセージの1種のことですのでsausageが正解です。ちなみにタコさんウインナーは” octopus shape sausage(タコの形をしたソーセージ)”などと言いますが、英語圏ではそうとう珍しいでしょう。

 

以上、いかがだったでしょうか?これも通じないのか…というのもあったかもしれませんが、そこはぜひ英語で正しい表現を知っていってください!

情報提供元:English Hacker
記事名:「英語ネイティブに通じないカタカナ・和製英語の表現まとめ