英語圏の人が外出先でやけにいろんな人と親しげに挨拶してるのを不思議に思ったこと、ありませんか?英語圏の挨拶のマナーは日本のそれよりもずーっとフレンドリーであることが不思議です。今回もマンガで英会話をするときのコツを学んでいきましょう。
初対面でも”How are you?”が英語で挨拶する時のマナー!?
【ストーリー】
スーパーマーケット(grocery store)に立ち寄りました。お肉屋さん、ケーキ屋さんやレジの人、次々と楽しそうに言葉を交わすジェシー。みんな友達なのかなあと思っていたら…。
海外に行ったとき知らない人から挨拶されたことはありませんか? 欧米では、知らない人とすれ違うだけでもよく「Hi!」と声を掛け合います。また、電車などで席が隣りになったりすれば気軽におしゃべりします。
日本ではあまり知らない人に話しかけることがないので戸惑ってしまいますが、これが欧米の習慣です。むしろ日本に来た外国人は満員電車で皆平気で黙って乗っている人たちの方が不思議だなあと思っています。
「How are you?」「How are you doing?」と尋ねられてちゃんと答えられますか?
学校では「I’m fine, thank you.」と習ったかもしれません。文法的に間違いではなくても、「I’m OK.」「I’m fine.」で「まあまあいいよ」というぐらいなので調子の良いときに返す言葉ではありません。また、「So-so.」というのも「まあまあ」という意味ですが、これはかなり素っ気ない態度にとられてしまうのであまり使わないようにしましょう。
普通にいい状態のときは、
- I’m great.(すごく良い)
- I’m pretty good. (かなり良い)
- I’m good. (良い)
- Not bad.(悪くない)
- などと言うのが一般的です。
「元気?」「調子どう?」と尋ねているのは、厳密に相手の体調を知りたいというわけでなく、会話のきっかけ作り、会話の入り口です。日本人同士でも「今日はいいお天気ですね」「そうですね」とおしゃべりするようなものです。できれば自分について答えるだけで終わらせず、会話を広げましょう。
「I’m OK.」「I’m fine.」と言った場合でも、そのあとに「except that I have a lot of work to do(仕事がいっぱいある以外はね)」などとつなげれば、会話がはずみ、きっと慰めの言葉がもらえますよ。それから相手にも「And you?」や「How are you?」と訊き返してあげてくださいね。
情報提供元:English Hacker
記事名:「他人でも挨拶はHow are youでOK!日本人が知らない英語の挨拶マナー【マンガで英会話vol.2】」