アメリカの朝食はトーストやベーグル、シリアルなどが一般的。それと日本と同じように、目玉焼きやスクランブルエッグなどの卵料理もよく食べます。今日は英語で朝食メニューを表現する時にしがちなミスと、正しい表現をまとめました!

目玉焼きは”fried egg”とは限らない!

英語で「目玉焼き」は「fried egg」ですが、これは卵を使った料理全般を意味することもあります。よくありがちな、卵を使った料理の表現はこのようになります。

目玉焼き:sunny-side up(卵が太陽のように見えるから付いた名前)

 

両面焼き半熟の目玉焼き:over-easy egg

 

両面を黄身まで焼いたもの。焼いたもの:over-hard egg

 

ゆで卵:boiled egg(boiled=茹でた、の意味)

 

日本では、国旗や天気予報の表示など太陽は赤色をイメージするものが多いですが、欧米では太陽は黄色のイメージ。それで目玉焼きの片面焼きのことを「sunny-side up(陽のあたる面)」というネーミングにしたのでしょう。

いつも食べてる朝食を英語で伝えられますか?

目玉焼きは"fried egg"じゃない!朝食のメニューを英語で言ってみよう

ふだん自分が食べている朝食を英語で言う時をイメージしたことがないと、こんな会話になってしまいがちです。

ウインナー:sausage

ウィンナーソーセージの「Wiener」はドイツ語で「ウィーンの」という意味。「Wiener」と日本人が言うと勝者を意味する「winner」と聞こえてしまいますので、一般的なソーセージは単に「sausage」と言うのがベターです。

 

パン:bread

日本語の「パン」はポルトガル語から来ているもので、英語で「pan」といえば蓋がついていない浅い鍋のことを指します。パンは「bread」。日本でよく食べられている食パンは「white bread」です。

 

コーンフレーク:cereal

日本ではコーンフレークと呼ぶこともありますが、cereal(シリアル)と呼ばないと通じません。

 

ミニトマト:cherry tomato

ミニトマトと言っても意味は通じるかもしれませんが英語では「cherry tomato」です。また、tomatoの発音はアメリカ英語では[「トメィトゥ」で、イギリス英語では「トマト」とそのまま発音します。

また、パンなどを「焼く」時の表現も様々です。

  • roast…(肉などを)オーブンで焼く
  • broil…あぶって焼く
  • grill…焼き網などで焼く
  • bake…パンやケーキなどを作るのに焼く
  • toast…パンやチーズなど焦げ目を付けるように焼く
  • burn…燃やす、焦がす
  • fry…フライパンで少量の油を使って焼く(炒める)

 

以上、いかがだったでしょうか?朝食を英語で伝えるだけでも普段使わない表現をするので、分からなかった人も多いんじゃないでしょうか。いつも食べている朝食は、しっかり伝えられるようにしておいてくださいね!

情報提供元:English Hacker
記事名:「“目玉焼き”を英語で言える?朝食メニューを英語で言う時の表現まとめ【マンガで英語vol.6】