今回はIELTSのリスニングパートにおいて、気をつけるべきポイントをご紹介したいと思います。知っているのと知らないのとでは確実にスコアの差が出る、究極のIELTSリスニング攻略ポイントをまとめました。

IELTSリスニングパートで確実にスコアアップできる3つのポイント

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IELTSについて特徴を知りたい、という方はこちらの記事をご覧になってから読むとより理解しやすくなります!

参考記事:英語試験の最難関『IELTS(アイエルツ)』の特徴と受験の心得

ポイント 1:最初の問題ほど取りこぼしなく回答するべし!後にいくほど難易度アップ!

まず最初に、IELTSのリスニングの問題は後にいくほど難しくなるという特徴があります。パート1からパート4まであり、それぞれの問題傾向は以下の通りになります。

  • パート1:ごく単純な日常生活の場面での会話(例-大学のカフェテリアや駅、スーパーが舞台)
  • パート2:パート1が少し複雑になった程度(例-サマーキャンプのオリエンテーションや図書館の利用案内の説明など)
  • パート3:簡単な大学の講義に関する会話(例-研究内容を発表しあい、質疑応答をするといった内容)
  • パート4:かなりアカデミックな内容の大学の講義に関する内容(例-大学の講師が実際に教室でレクチャーしている。南極や、恐竜、温暖化など内容は多岐に渡る)

パート3、4になると内容が複雑になり難易度が上がるのが分かっていただけると思います。パート1、2では英語のスピードも比較的ゆっくりなので、落ち着いて一つ一つ確実に聞き取りをしていきましょう。

ポイント2:リスニングのテープが流れるまでの間に問題用紙をしっかり読み込もう!

IELTSの問題形式のパターンはいろいろです。聞き取りによる穴埋めから、A,B,C,Dの選択肢の中から正しいものを選ぶといったものまで多岐にわたります。各パートのリスニングが流れるまでの間、10秒ほどのポーズがあります。ぼーっとただリスニングが流れ始めるまで待つのではなく、この短い空き時間を有効に使って次の問題形式をチェックしておきましょう。何についてのリスニングなのか、何を聞き取らなければならないのかをしっかり理解してからリスニングに臨むのが効果的です。終わった問題の見直しに当てるのではなく、次の問題の下準備としてこの10秒を利用しましょう。聞き取りなかった問題は潔く諦め、次のパートで取り返す気持ちが大切です。

ポイント3:前40問中、何問に正解すれば目標スコアをゲットできるかをあらかじめ意識しておこう!

全40問のリスニングの問題中、難問正解すれば目標スコアに到達できるのか、これを事前に知っているのといないのとでは、試験中のモチベーションも大きく変わってきます。自分の目標スコアと歌うに必要な正解数をきちんと把握し、「捨ててもいい問題」、「絶対に正解しなければならない問題」を見極めましょう。

リスニング問題の正解数とスコアの関係(IELTS Listening marking schemes)

For the listening test, which contains 40 questions, the approximate band scores can be calculated using this table.

Band Score(スコア) 9 8.5 8 7.5 7 6.5 6 5.5 5 4.5 4 3.5 3 2.5
Score / 40(正答数) 39-40 37-38 35-36 32-34 30-31 26-29 23-25 18-22 16-17 13-15 10-12 8-10 6-7 4-5

IELTSリスニングのパートは4パートの中で一番最初に受けるテストということもあり、慣れるまで緊張の度合いは半端ありません。聞き取れなかった問題に執着せず、次に切り替える柔軟性を持つことが大切です。また、IELTSテストは朝から開始される場合がほとんどなので、普段から朝集中してリスニングを聞き取る訓練をしておくと効果的ですよ。

IELTSのリスニング問題の特徴、分かってもらえたでしょうか?ぜひスコアアップにお役立てください!

IELTS公式サイト

情報提供元:English Hacker
記事名:「IELTSリスニングパートで確実にスコアアップできる3つのポイント