TOEIC対策をする人にとってども問題集を選ぶべきか?というのは重要ですが、TOEIC公式問題集って実際どうなの?と思った方もいると思います。1冊2980円ほどと他の参考書に比べ高いですが、実は公式問題集には他の参考書にはない大きな3つのメリットがあります。

TOEIC対策で公式問題集を使う3つのメリット

TOEICテスト新公式問題集vol6

1.TOEIC問題の最新の傾向が分かる

TOEICはビジネスコミュニケーションのスキルを測る試験です。そしてビジネスの場で求められるコミュニケーションの中身は年々変わっていきます。

意外と知られていませんが、TOEICはこのような変化をとらえ正確なスキルを測るために試験に登場する英単語の種類や文章が変わってきます。

例えば、リスニング問題では定番だった

  • アポイントを取る電話の会話
  • 空港でのアナウンス
  • バスを待つときの会話

などの特定のシーンでの会話パターンが少なくなり、代わりに日常会話を聴きとる問題が登場するようになってきています。また、全体的にリスニング問題の難易度が高くなっているのも大きな特徴の1つです。

また、リーディング問題でも

  • 英単語の難易度が高くなっている
  • 読む文章が多くなっている
  • 同義語を問う問題が多くなっている

などの傾向があります。昔の問題をそのまま使っていると最近の傾向とズレる可能性もあるので、公式問題の最新版を使うのがオススメです。

 

2.問題の質が高く良問ばかり

本屋に行くと山ほどのTOEIC対策の参考書がありますが、実は多くの参考書は本番のTOEIC試験よりも難しい問題であることが多いのです。練習という意味では良いかもしれませんが、ただいたずらに難しい問題を解くのでは挫折しやすいですし、上級者でなければ避けた方が良いでしょう。

その点、公式問題集は問題の難易度と質がとても高く、じっくり練られた良問ばかりです。公式問題集を解いてみて不正解だったところはしっかり復習するとその分スコアが上がっていきます。

もちろんCDもセットで付いてきますので、スマートフォンなどにデータを入れておけばいつでもリスニング練習ができるのも便利なところです。特にリスニングを重点的に対策したい!という方は最新の公式問題集にはオーディオブック版もあるので、こちらを利用するのも良いでしょう。

 

3.解説が充実していて参考書としても優れている

TOEIC公式問題集は問題の質が高いだけでなく、解答・解説もかなり質が高く充実しているので問題集としてだけでなく参考書としても優れています。また、繰り返し使っているうちに、弱点が見えてきます。

  • 語彙力がない
  • 文法が弱く点の取りこぼしが多い
  • リスニングで聴き取れていない
  • リーディング問題を最後まで解ききるスピードがない

などなど、弱点を把握してから対策をすることが本当のTOEIC対策です。公式問題集でない参考書ももちろん良いものもありますが、自分で参考書の良し悪しを判別できないうちは公式問題集に頼るのが安全で効果的にTOEICのスコアを上げやすいでしょう。

ちなみに著者はあえて難易度の高い参考書を選んでいますが、それもTOEIC800点を越えてからのことですので、特にスコアが800点未満の方であれば公式問題集がベストだと断言できます。

 

以上、いかがだったでしょうか?TOEIC対策をする上で公式問題集は絶対にオススメですので、色々やったけど効果がない、スコアが上がらないという方は公式問題集を1冊買ってじっくり取り組めばその分スコアは上がっていくはずです。ちょっと高いお値段に見合う学習効果がありますので、ぜひお試しください!

TOEICテスト新公式問題集< Vol.6>
Educational Testing Service
国際ビジネスコミュニケーション協会
売り上げランキング: 37

情報提供元:English Hacker
記事名:「TOEIC対策するなら必携!公式問題集を使う3つのメリット