仲良くなりたい、今日はなんか素敵だな!と思ったことをちょっと気になる女性に素直に伝えたい。「英語圏の人ってそういうのをストレートに表現するから自分もそうしてみよう!」と思って褒めて、大失敗する可能性があります。褒め方も文化の違い、特に男性はしっかり覚えて上手に褒めましょう!

英語圏で言ってはいけない褒め言葉まとめ

beautifulはセクハラ!?英語圏で言ってはいけない褒め言葉まとめ

外見だけを褒めるのはNG!

英語圏では外見だけを褒めるのは実はNGです。例えば日本人にも馴染みがあるであろう、

You are beautiful.:美人だよね。

きっと日本人にとってbeautifulが一番わかりやすい褒め言葉の一つじゃないでしょうか。でも、「女性の外見だけしか見ていない=女性を物として見ている」という判断になるので、同僚に言うのは禁物です。もちろん奥さんや恋人には言っても大丈夫ですが、同僚やあまり仲良くない女性には言わないようにしましょう。

また、スタイルが良いことを褒める時に、

You have a nice body. :スタイルいいよね。

と言いたくなるかもしれませんが、これを言うと女性からは「そういう目で見てるの?気持ち悪い」と思われます。即通報されても文句は言えません。褒め言葉ではありませんが、「Did you gain weight? 太った?」も日本人同士だと冗談やからかったりでよく言うフレーズですが、アメリカでは全く面白くありません。体型のことについては自分からは絶対に口にしないようにしましょう。

 

綺麗さに順番を付けるのもNG!

会社で綺麗な女性がたくさんいると、男性はついこんな会話しているかもしれませんね。

I think Tina is the most beautiful girl at our company. :ティナってうちの会社で一番の美人だよね。

ですがこれ、最低です。それを聞いたTina以外の女性の身にもなってください。日本ではこっそり誰が一番きれいかなどの話題がよくありますが、アメリカではプロフェッショナル失格になります。相当な仲良し以外には言わないようにしましょう。日本語でも失礼ですが、英語圏は特に外見にとてもセンシティブなのを知っておいてください。

 

ニックネームも要注意!

親しみを込めてニックネームを付けることが英語圏でもよくあります。
She is ********. :彼女は********。(美人そうなニックネームをつける)

例えば日本だったら、学生時代にミス◯◯を受賞した女性だったら、「あの総務部のミス◯◯ね」など、本人ではない人がつけたポジティブな影のニックネームがあったりしますよね。しかし、これをアメリカでやると意味がポジティブでも影でやっているということ、女性が物として見られているという理由で失礼になりますちなみに私は実際に中国人の同僚に「东洋之花(訳:日本の花)」と呼ばれていたらしく、アメリカ人女性とカナダ人女性は全員「きもい!通報だよ!」と絶叫していました。一方で、他の中国人男性・女性たちはは「なんで?褒め言葉じゃん!」と言っていました。やはりここでも文化の違いが…ちなみに私は嫌でした。あとそれ中国のシャンプーの名前らしいし…

日本人はフランクな場面で女性の外見の話や下ネタ、交際ステータスなどを聞いてさらに仲良くなろうとする傾向がありますが、アメリカでは最低です。「この人何なんだろう…」と思われる可能性がとても高いので、オフィスやパーティーでは注意しましょう。日本の居酒屋やサークルのノリで話すと、とても常識がない人と思われて評判を落とします。
次回は女性の正しい褒め方を紹介するので是非参考にてくださいね!

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情報提供元:English Hacker
記事名:「“beautiful”はセクハラ!?英語圏で女性に言ってはいけない褒め言葉まとめ