前回の記事で日本人が褒めてるつもりでも、失礼になってしまう言い方についてご紹介しました。「じゃぁどうすればいいの!?」というご質問に今回はお答えします。
前回の記事でのポイントは、女性を物として見ているかどうかがひとつのボーダーラインでした。今回は全てオフィスセーフ、完全に女性を口説く方向に持っていく前の距離を詰めていくのにも使える万能褒め言葉です。同性同士、女性から男性にも使えます。前回の記事と混同せずに、褒め上手になって良い関係性を築きましょう!
英語で相手を正しく褒めるために知っておきたい3つのポイント
ポイント1.身に付けているものを褒める
I like your shoes. いい靴だね。
靴でもなんでもいいのですが、体の部位以外を褒めましょう。例えばshirt, bag, watch, earringあたりだったら、センスを褒められているということで、好意的に受け取ってもらえます。話のきっかけにもなりやすいのでWhere do you usually shop?などの質問で話を広げましょう。
2.知性・品性を褒める
You are smart. 賢いよね。
smartは鉄板の褒め言葉です。アメリカでは日本のような可愛くて「何もわからないからやって♡」という女性はあまり好まれません。demanding(注文が多い)やneedy(ネガティブな意味で愛情を強く欲している)と思われてしまう文化です。自立していて賢いというのは最高の褒め言葉です。彼女のことを何も知らないのに、いきなり言うと「私の何を知ってるの?」と思われるので、彼女のことを理解してきたら言いましょう。男性も言われたら当然喜びます。
3.性格を褒める
You are always stylish. いつでもおしゃれだよね。
fashionableでももちろんOKです。センスを褒めましょう。
You are sweet. 優しいよね。
何か彼女が良いことをしていたり、あなたのことを褒めてくれたらこの言葉で褒めましょう。kindでもOKですが、sweetのほうが可愛げがある感じも含みます。例えば、かわいい子犬をHe is such a sweet puppy.という言い方から見れるように、文脈によってはちょっと愛でる言い方にもなるので、性格を褒めるには最適です。
You are fun. 楽しい人だね。
会話してて楽しいなと思ったらこう言いましょう。パートナーの話題で、性格を紹介するきによく聞く言い回しがHe/She is fun to be with. (一緒にいて楽しい)。自分が一緒にいることを好意的に思ってることを伝えましょう。
You are interesting. 面白い人だね。
話が面白かったらこうコメントしましょう。「話が面白いね!(あなたに興味を持って聞いるよ)」という意味なので、ちゃんと話を聞いていますよということを伝えられます。
You are inspiring. 刺激を受けるよ。
彼女が何か頑張ってたり、良いことを言ったらこうコメントしましょう。感嘆文のWowや一語でgreatよりも、具体的に感銘を受けていることを表現できます。自分の行動が人にそれだけ影響を与えたんだと思ってもらえて、気分をよくしてくれるでしょう。
いかがだったでしょうか?アメリカでは容姿ではなく、性格を褒めることが好意的に受け止められます。ちなみに私は上記の言葉は老若男女、関係性を問わず何度も言われました。私はちょっとおもしろキャラなところもあるのでYou are funny/hilarious(うけるね)もよく言われましたね。やっぱり容姿の褒め言葉から入られると「なんだこいつは!?」と思います。路上のナンパと変わりません。良いと思ったところは適切な言い回しで上手に伝えていきましょうね♪
情報提供元:English Hacker
記事名:「英語で正しく褒め言葉をかけるために知っておきたい3つのポイント」