海外旅行に行ったら、高級ブランド店が立ち並ぶモールでのショッピングもいいですが、地元の方が使うスーパーマーケットや食料品店に立ち寄ってみるのもオススメです。日本とは全然違う陳列棚のラインナップから、その国の暮らしが垣間見ることができますし、ちょっとしたお土産も、スーパーマーケットなら手頃で良い物が手に入るので便利です。
この記事では、スーパーマーケットでよく使う英語フレーズをご紹介します。
海外スーパーマーケットの売り場でよく使われる英語表現
まずは、売り場でよく使う英語表現をご紹介します。スーパーマーケットを英語で言う時には、supermarketでも通じますが、一般的にはgrocery storeを使います。
特にアメリカのスーパーマーケットは、驚くほど大規模なものが多いです。目当ての商品を探すのにも一苦労です。売り場で目的の商品が見つからない時には、店員さんに
Could you tell me where ○○ is?
Where can I find ○○?
(○○はどこですか?)と聞けばOKです。
在庫切れは out of stockと言い、生産中止はout of productionと言います。
Unfortunately, it is out of production.
残念ながらその商品は生産中止です。店員さんから上のように言われてしまった場合には、諦めるか他のお店に行って探すしかありません。
Sorry, it is out of stock.
すみません、その商品は在庫切れです。と言われて、いつごろ再入荷するか知りたい場合には、
When do you think you will have more in stock?
いつごろ入荷しますか?と聞けばOKです。
また、欧米のスーパーマーケットでは、肉も野菜も量り売りされている場合が多いです。値札に $○ /each と書いてある場合には1個あたりの値段で、$○ /lb などと書いてある場合には1パウンドあたりの値段になっているので注意が必要です。
レジ精算時によく使われる英語表現
次に、レジで精算する際によく使われる英語表現をご紹介します。
How would you like to pay?
お支払いはどうしますか?と聞かれた際には、現金ならば in cash, クレジットカードならwith a credit card を使って、
I would like to pay in cash.
現金でお支払いします。もしくは、
I would like to pay with a credit card.
クレジットカードでお支払いします。と言います。”credit”と言わずに支払い時にカードを差し出すと、
Credit or Debit?
と聞かれます。日本では使われていませんが、アメリカの銀行カードには、殆どの場合デビットカード機能がついて、クレジットカードと同じくらい普及しています(デビットカードとは、登録してある銀行口座から直接支払うことができるカードです。クレジットカードと違って口座残高を超えた支払いができないので、使いすぎることもなく安心です。)。一つのカードでクレジットとデビット両方の機能を持つものもあるので、「どちらの機能を使うの?」ということでこのような質問がされるわけです。
また、精算が終わった時に、
Paper or plastic?
と聞かれることがあります。これは、「購入した商品を入れるのに紙袋とビニール袋のどちらが良いですか?」という意味です。余談ですが。アメリカのスーパーマーケットのビニール袋は驚くほど薄くてペラペラです。重いものや尖ったものを入れる際にはご注意くださいね。
知っておくと得をする割引サービスなどの表現
スーパーマーケットなどでよく使われるお決まりの英語表現をご紹介します。割引やお買い得情報などを知っておいて、できるだけお得に買い物したいですよね。もしこれらのサービスの表記に”members only”といった記載があれば、「会員限定」ということなのでご注意下さい。
Buy 1 Get 1 Free
これは、「1つ買うともう1つがタダになる」という意味です。1つ分の値段で2つのものが手に入るので、実質50%オフということになります。
Buy 1 Get 2nd Half Price
これは、1つ買うと2つめは半額で手に入るという意味です。
○ for △
○と△には、数字がはいります。これは、「△個の価格で、○個の商品が買えます。」という意味です。例えば、3 for 2だと、2個分の価格で3つの商品を手に入れることができます。3 for $10 のように、△の部分が価格の場合は「3つで10ドル」という意味になります。スーパーマーケットのみならず、観光客向けのお土産物屋さんなどでもよく見かける表現なので、ぜひ覚えておいて損はないと思います。
ちなみに、これは1年間アメリカに暮らしていても気づかなかったことなのですが、アメリカのスーパーマーケットで、2 for $5と値札に書いてある時、2つ買わないといけないような気になりますが、実は1つだけレジに持って行っても$2.5で購入できることもあります。VonsやRalphsなど大手スーパーマーケットではそうでした。地元のアメリカ人でもこれに気づいていない方は多いみたいです。もし留学など長期滞在で日常的にスーパーマーケットを利用する際には、店員さんに確認してみると良いかと思います(^^;)
Take 30% off / Take an additional 30% off
Take 30% off は、「元の定価から30%割引」という意味です。Take an additional 30% offというフレーズを見かけた時は、さらにラッキーなことに、「割引後の値札からさらに30%オフ」という意味です。
以上、いかがでしたでしょうか?海外旅行で現地のスーパーマーケットに立ち寄ってみた際には、この記事でご紹介した英語表現を使ってみてくださいね!
情報提供元:English Hacker
記事名:「“Buy 1Get1″って?海外のスーパーで買い物するのに知っておきたい英語表現まとめ」