Instagramフォロワー数増やすTIPS

Instagram」のユーザー数は順調に増加しており、2018年6月には月間アクティブユーザー数が世界で10億人を突破しました。日本国内に限った数字でも、2019年3月時点で月間アクティブユーザー数3,300万人となっています。

Instagramの特徴の一つとして挙げられるのは、ユーザーの高いエンゲージメント。特に、アパレルやコスメグッズの企業にとって最も重要なチャネルのひとつとなっています。

今回の記事では、Instagramアカウントのフォロワー数を増やすための施策を紹介していきます。心がけ次第で今すぐに取り組めるものから、本格的に予算をかけて行うものまで様々な施策がありますので、フェーズによって検討してみてください。 

※更新履歴
2020年5月:
最新情報を元に加筆修正しました。
2020
年3月:加筆修正しました。
2017
年8月:加筆修正しました。

    ■目次

  • 前提:ユーザーは、どのようにInstagramのアカウントを見つけ、フォローするのか
  • 手法① プロフィールページを作り込むハッシュタグを活用する
  • 手法② ハッシュタグを活用する
  • 手法③ ハッシュタグ検索の人気投稿への表示を狙う
  • 手法④ ほかのSNSやウェブサイトでの告知
  • 手法⑤ ファンへのアクション(いいね・フォロー・コメント))
  • 手法⑥ Facebook/Instagram広告
  • 手法⑦ キャンペーンを打つ/自社コンテンツとして活用する
  • 手法⑧ インフルエンサーの協力を仰ぐ
  • 手法⑨ 位置情報を追加するタグ付けする
  • 手法⑩ タグ付けする
  • 手法⑪ ユーザーにメンションを付けて投稿してもらう継続して運用する
  • 手法⑫ 継続して運用する

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前提:ユーザーは、どのようにInstagramのアカウントを見つけ、フォローするのか

フォロワーを増やすための取り組みについて考える前に、Instagramのユーザーはどのようにアカウントをフォローするのか、そのステップを理解しましょう。これを理解することで、よりアカウントの課題発見や改善施策の考案がやりやすくなります。
当然のことではありますが、アカウントをフォロワーを増やすためには、以下のステップを踏んでもらう必要があります。

①アカウントを発見してもらう(アクセス数)
②プロフィールを見てフォローしてもらう(転換率)

そのため、Instagramのアカウントを運用する際には、運営施策がこの2つにつながるものであるかを常に意識し、改善し続けていく必要があります。
以下で、各ステップをもう少し掘り下げて解説します。

アカウントを発見してもらう = アクセス数           

フォロワーを増やすには、まずできるだけ多くのユーザーにアカウントの存在を見つけてもらわなければなりません。Instagramユーザーがアカウントを発見するまでには、主に以下のような経路があります。

1.外部からのアクセス

口コミやほかのSNS、企業アカウントであればマスメディアに紹介されることによりユーザーがアカウントを発見するのが、外部からのアクセスです。

2.インフルエンサーからのタグつけによるアクセス

インフルエンサーとのコラボレーションの際などに、インフルエンサーがタグ付けすることにより、そのフォロワーがアカウントを認知するという経路です。

3.おすすめからのアクセス

タイムラインを閲覧したとき、トップにある投稿の直下にあるのが「おすすめ」です。

この欄には、ユーザーのコンテンツ閲覧やフォロー状況に合わせてフォローする可能性が高いアカウントが表示されます。

4.投稿からのアクセス

投稿に添えられたハッシュタグやアクセス(位置情報)から投稿にたどり着くという経路です。また、発見タブ(検索)から投稿を見て、アカウントを発見するということもあります。

5.自分からアプローチすることによるアクセス

運営する企業アカウントに興味を持ってくれそうなユーザーへいいね!やコメントを残すことにより、ユーザーにアカウントを認知してもらい、アカウントを発見してもらう方法です。

6.ストーリーからのアクセス

Instagramユーザーがストーリーを発見するのは、投稿と同じくハッシュタグ、アクセス、発見タブという経路です。

7.DM(ダイレクトメッセージ)からのアクセス

あるユーザーが企業の投稿やストーリーを友だちにDMでシェアすることにより、そのフォロワーにアカウントが認知されるというものです。また、企業アカウントがユーザーにDMを送付し、発見されるという経路もあります。

②プロフィールを見てフォローしてもらう = 転換率

①のような様々な経路からユーザーがアカウントにアクセスしてきたとして、そこから実際にフォローしてもらわなければフォロワーは増えません。

Instagramのインサイトでプロフィールへのアクセス数を確認できますので、フォロワー数の増減を併せて観測すれば大まかな転換率が分かります。その数値を元に、プロフィール閲覧からフォローにどの程度つながっているのかを判断します。

ただし、インサイトのプロフィール閲覧数はすでにフォロー済みのユーザーも含まれます。あくまで参考程度に留めるようにしてください。

では、以降で具体的なフォロワーを増やす手法を紹介していきます。

手法① プロフィールページを作り込む

まずはフォロワー増加に結びつきやすい「転換率の向上」から取り組みましょう。

一つひとるの投稿写真ももちろん重要ですが、ユーザーがあなたのアカウントをフォローするかどうかは、プロフィールページで決まります。ユーザーがフォローしたくなるプロフィールページにするためのポイントを確認しておきましょう。

特定のテーマを決定する                   

まずはアカウントのテーマ(世界観)を決めます。Instagramの投稿は画像がメインになるので、必然的にフォトジェニックなコンテンツを投稿することになりますが、ただおしゃれであればOKということにはなりません。アカウントごとのテーマの統一が非常に重要であり、そのテーマにどれだけ共感してもらえたか、有益だと思ってもらえたかがフォロワー数に比例します。

ユーザーのニーズが違うテーマはアカウントを分けて運営するのも◎

テーマを分けて複数のアカウントを運営している企業の事例をご紹介します。

女性向けのキュレーションプラットフォームであるMERYでは、MERY内で人気のあるカテゴリーを中心に、「全体アカウント」「ビューティー」「スポット」などテーマ別のアカウントを運用しています。

全アカウントのフォロワーの合計は約80万。同じメディアであってもテーマごとにアカウントを分けることで、それぞれのユーザーのニーズに合わせたアカウント運営をしています。
テーマの統一がいかに重要であるかがわかります。

プロフィールを漏れなく入力する 

テーマを特定したら、それが伝わるような紹介文をしっかりと記載しましょう。自分たちはどんな存在で、Instagramではどのような投稿をしていくのかを明確に示しておくのです。一覧で表示される写真で世界観を示すのはもちろんなのですが、ユーザーが「自分が見たいものか、有益な情報か」を判断できるように、文章でも簡潔に書いておくと親切です。

開いてすぐ目に映る写真で、テーマを感じ取れるように

たとえば、国内企業アカウントでフォロワー数の多い「音羽山 清水寺」を見てみましょう。

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プロフィール欄に「出会いと発見をテーマに清水寺の”今”を紹介していきます」と、私たちが普段見知らない清水寺の住職たちの姿、通年行事での振る舞いなどが、質の高い写真と共にアップされています。どんな投稿がされていくのか想像できますし、その言葉とぴったりな写真が並んでいるのでユーザーも安心してフォローできます。
清水寺や住職の写真により、アカウントのテーマである荘厳で清らかな世界観がすぐに伝わってきます。

写真の見せ方にも工夫を

プロフィールページは、アカウントのテーマや世界観を表す、いわばアカウントの顔とも言える部分。表現したいこと・伝えたいことがわからない写真が並んでいたり、統一感のない加工はできるだけ避けましょう。
キャンペーン投稿など、投稿する必要があるけれど世界観とズレるものなどは、一定期間の後に削除(アーカイブ)するなどの対応も検討しましょう。

また、以下のようにプロフィール画面での見え方を意識した投稿も効果的です。

プロフィールページの特性を生かした表現やInstagram独特の表現を活用

以下2つの企業のプロフィールページはそれぞれ違った工夫をして、魅力的なプロフィールページを作っている事例です。ぜひ参考にしてください。

■1枚の写真を分割して見せている
ハーゲンダッツ ジャパン
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■枠の付け方やフィルターを統一している
LOWRYS FARM
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ハイライトを追加する

ハイライトとは、プロフィール欄のすぐ下にあるコンテンツです。これは、本来24時間で消えてしまうInstagramストーリーズの投稿をプロフィールページに時間制限なく表示したり、いくつかのストーリーをひとつにまとめて置いておけるもの。

テーマごとにストーリーをまとめられるので、FAQをひとまとめにしたり商品をカテゴリーごとにまとめたりといった使い方ができます。

ハイライトをうまく使うことによって、どのようなアカウントでどんな内容を発信しているのかを理解してもらいやすくなります。

例として、ハイライトを活用しているアカウントを紹介します。どのアカウントもアイテムやジャンルごとにハイライトを作成し、アカウントの内容が直感的に分かりやすい状態となっています。

左:https://www.instagram.com/uniqlo/
中央:https://www.instagram.com/loft_official/
右:https://www.instagram.com/jennakutcher/

手法② ハッシュタグを活用する

Instagramの特長とも言えるのがハッシュタグです。ハッシュタグは、投稿文の中で「#」を頭につけた単語の部分を指し、クリックできる仕様になっています。クリックすると、同じハッシュタグがつけられた写真の一覧が表示されるため、あなたの写真が興味を持ったユーザーの目に触れる可能性が高まります。

アメリカのソーシャルメディア支援企業「Post Planner」はブログで、「新しいフォロワーを獲得するための25のハッシュタグ」をまとめています。

「#love、#instagood、#cute」など、そのハッシュタグを使っているユーザーが多いものが中心です。何かしら投稿に付けられそうなものは付与しておくといいでしょう。

独自ハッシュタグを使ってファンとのコミュニケーションを円滑に

さらに専用のハッシュタグを生み出し、ユーザーとコミュニケーションをし続けるのも、ブランドへの愛着が高まり、効果的です。

「#uniqloginza」のハッシュタグでユーザーの投稿を募り、フォロワー数を増やしたユニクロ銀座店の事例が参考になるでしょう。

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ユニクロ銀座店と一般のユニクロ店とのイメージを明確に区別させるように訴求した「ブランディング戦略」と、様々な一般ユーザーのコーディネートを紹介することで、「自分でも取り入れられるかも」という親近感を抱かせたというところでフォロワーを増やせたのではないでしょうか。

手法③ ハッシュタグ検索の人気投稿への表示を狙う

人気投稿とは、上記赤枠のようにハッシュタグ検索した際に表示される投稿です。この人気投稿は、該当のハッシュタグをつけた投稿の中からInstagramによって選定されたもので、検索結果の画面で最上部にサジェストされます。この人気投稿に表示されると自分のフォロワー以外の多くのユーザーに投稿、およびアカウントを認知されやすくなります。

ハッシュタグで検索しているユーザーのニーズを満たす

人気投稿に表示されるためのアルゴリズムは明確ではない上に常に変化していますが、いいねや保存などのユーザーからのエンゲージメントに加え、ハッシュタグと画像の関連性などが重要になります。

人気のハッシュタグを使うのも重要ですが、それよりも自分の投稿テーマや内容と関連性のあるハッシュタグをつけるほうが効果的です。より興味の度合いが高いユーザーへリーチできるでしょう

該当のハッシュタグを検索したユーザーに喜ばれるようなクオリティの高い投稿をしていきながら、ハッシュタグ経由での投稿へのアクセスなどを分析し、トライ&エラーを繰り返していきましょう。

たとえば、あなたがフィットネス器具の写真を投稿するなら、「#fitness、#getfit、#fitnessfriday、#workout、#inshape……」といったタグを付けたほうが良いでしょう。もちろん、そのタグに一定層のユーザーがすでにいることが望ましいところ。ターゲットとしているフォロワー層が似ているアカウントのハッシュタグを、参考にしてみましょう。

ハッシュタグ選びは、アカウントの規模に合わせて調整

ハッシュタグを選ぶ際には、ついつい投稿数の多いもの(ビッグキーワード)を選んでしまいがちです。しかし、アカウントの運営を始めたばかりの規模が小さいうちにビッグキーワードを狙っても、いいね!やコメント数などが足りないために上位表示されない傾向があります。

そのため、アカウント規模が小さいうちはあまり投稿数が多くないミドルキーワードやスモールキーワードを選んで投稿する施策も必要です。

運営するアカウントの規模とハッシュタグの規模を対応させながら、徐々に規模を大きくしていくことで、段階的にアカウントを育てられます。

手法④ ほかのSNSやWebサイトでの告知

FacebookやTwitter、自社メディア、ブログ、メールマガジンなど、すでにほかのチャネルを持っているようであれば、Instagram開設のお知らせをしましょう。ただし、写真が何もないときにしても効果は望めませんので、一定数の写真を投稿してから行いましょう。

Instagramアカウントの開設をブログでお知らせ

国内企業での人気アカウントの1つである「北欧、暮らしの道具店」は、Instagramアカウントを開設した際に、自社メディアに記事を投稿しています。

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すでに一定層のユーザーが集まっている中で注目されるためだけではなく、アカウント開設の経緯や、不慣れなユーザーのためにハッシュタグの検索手順を紹介。想定している顧客のレベル感に合わせ、こういった手助けを施すのも良い手法といえます。

手法⑤ ファンへのアクション(いいね・フォロー・コメント)

興味を持ってくれそうなユーザーに対して直接アクション(いいねやフォロー、コメントなど)を起こすのも有効です。アカウントを開設しただけではユーザーに気づいてもらえませんから、こちらからアプローチするのです。

具体的には、自社名や自社商品名、それらに関連するハッシュタグを検索し、そのタグを使って投稿してくれているユーザーへいいねやフォローをします。
また、親和性の高いユーザーへのコメントの返信や関連トピックを投稿しているユーザーに対するコメントなども効果的です。これによりアカウントの存在に気付いてもらうことができるほか、親近感を持ってもらうことができます。

InstagramはFacebookと違って、こちらからユーザーアカウントへアクションを起こせるのが特徴。自社に好意的な投稿をしてくれている人に対しては、積極的にアクションを起こしてアカウントに気づいてもらうことが大切です。

ただし、自社に全く関係のないアカウントや投稿に対して積極的なアクションを起こすと、無差別にアカウントをフォローして回るスパムのように見えてしまいます。逆効果になり、ユーザーに警戒されてしまいますので、フォローや「いいね」をするユーザーはきちんと選びましょう。

手法⑥ FacebookInstagram広告

前述の他のSNSでの告知にも通じますが、広告を打って目に触れるユーザーを集めるのも有効でしょう。

Instagramの親会社であるFacebookの広告はリーチ数が稼ぎやすく、ページヘの誘導には効果が望めます。こちらも、遷移後の動きが大切ですので、まずはページをリッチに仕上げていく必要があります。

また、日本でも提供が始まったInstagram広告も、フォロワー数獲得に一定の効果を発揮しているようです。

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Webマーケティング情報を扱うメディア「ferret」は、先行して広告配信をした3つのアカウントについて調べ、そのうちの2つアカウントでは「広告配信を行ったアカウントとフォロワー数の伸び率が顕著に向上した」と推測しています。

参考:【事例効果つき】Instagram広告の種類や特徴、使い方のまとめ記事

手法⑦ キャンペーンを打つ/自社コンテンツとして活用する

特定のハッシュタグをつけて写真を投稿してもらい、投稿者の中から景品をプレゼントするといったキャンペーンも盛んに行われています。Instagramを使ったキャンペーン事例は下記の記事が参考になります。

【完全攻略 保存版】事例から読み解く、Instagramキャンペーン設計方法

【最新版】 プレゼント企画から来店促進まで Instagram(インスタグラム)キャンペーン事例まとめ

一般ユーザーが「気軽に」参加できることに加えて、Instagramの使用動機である、「写真を多くの人にみてもらえる」といった、ユーザーの参加モチベーションを煽るアイデアが散りばめられています。

キャンペーンはリアルでも! O2O施策との相性も良い

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また、リアルイベントとかけ合わせたキャンペーンも考えられます。ユーザーは盛んにセルフィー(自分撮り)をしたり、ランドマークとなるものを記念撮影したりすることから、「Instagramに載せやすい」展示物などを用意するとよいでしょう。

最近のイベントでは、Instagramに載せやすいように「正方形のフォトフレーム」や「立て看板」などを会場に用意しているものも見受けられます。

イベントに合わせて特定のハッシュタグを作っておくのも重要です。

関連:Instagramと「海の家」を絡めたO2Oキャンペーン事例まとめ記事

手法⑧ インフルエンサーの協力を仰ぐ

すでにフォロワー数が多い「インフルエンサー」を企画に取り込み、連動したInstagramキャンペーンをつくることも認知獲得につながる施策です。(5)のキャンペーン施策で紹介した中にも、インフルエンサーを絡めたものが多くあります。

「User Local」のInstagram人気ランキングを見ると、国内外を通じて上位には女性モデルやタレントが名を連ねています。もちろんそういった人たちの影響力は絶大なので協力してもらえるならそうしたいのですが、予算の問題などもあり難しいことも多いでしょう。

Instagramには必ずしも有名人でなくとも、料理、ファッション、インテリアなど特定のジャンル内で数万単位のフォロワーを集めているマイクロインフルエンサーが多くいます。自社と相性がいいジャンルのインフルエンサーを絞り込んで協力してもらえるようにすることで、予算も抑えながら効果的な施策・キャンペーンが打てるでしょう。

また、商材次第ではありますが、Instagramは若年層の利用が多く、高校生などのティーン層から特に人気を集めるインフルエンサーも存在します。多くは、ターゲットと同じく10代の読者モデルなどが中心ですが、波及力が望めるでしょう。

手法⑨ 位置情報を追加する

ハッシュタグ以外でも位置情報を使って投稿を検索するユーザーもいるため、投稿に位置情報を追加することは重要です。投稿に様々な情報を盛り込み、露出面を増やしていくことでフォロワーを増やしやすくなります。

また、ハッシュタグ検索による人気投稿だけでなく、位置情報検索でも人気投稿が表示されるので効果的に利用するようにしましょう。

手法⑩ タグ付けする

Instagramでは、写真に写っている友だちや身につけている衣服のブランドなど、投稿に関連する他アカウントの情報を示すためにタグ機能が存在します。

この機能を利用し、自分の投稿に親和性の高いユーザーなどをタグ付けすれば相手ユーザーに通知が届き気づいてもらうことができます。自分のアカウントが他アカウントにタグ付けされている場合は、プロフィールからタグマークを選択することで「あなたが写っている写真」として表示されます。

こちらのアカウントでは普段、日本のローカルな風景などを投稿しているのですが、関連する数多くの風景投稿系のアカウントにタグ付けされていることがわかります。

手法⑪ ユーザーにメンションを付けて投稿してもらう

メンションとは言及、述べるというような意味ですが、SNSにおいては特定のアカウントのユーザーについて触れる、名前を上げる、という用途で使われます。投稿に「@アカウント名」をつけることで、@で指定されたアカウントについて言及できます。

Instagramでは、このメンションがフォローのきっかけになることも多くあります。すでにフォロワーしているユーザーがキャプション内で企業アカウントのメンションを入れているのをタップして企業アカウントに行き着き、フォローするのです。

そのためには自社のアカウントのフォロワーに対して、普段からメンションをつけて投稿することを促す必要があります。普段の投稿のキャプションに「みなさんも『@ブランドのアカウント名』を付けて投稿してくださいね♪」と記載しておくといいでしょう。

https://www.instagram.com/p/BXQHdOTA6-a/

するとこちらのように、アカウントのフォロワーが自社アイテムとともに、アカウントのメンションをつけて投稿してくれたりします。フォロワーが多いユーザーにメンション付きの投稿をしてもらえれば、フォロワー増加効果を期待できるでしょう。

手法⑫ 継続して運用する

最後は手法とは言えないかもしれませんが、アカウントを運用しフォロワーを増やしていくために最も重要なことは「継続」です。

どんなに魅力的な投稿をしているアカウントであっても、フォロワーが増えてアカウントが成長するまでには一定の時間がかかります。特に、オーガニックのみで運用するということであればなおさらです。なぜInstagramを運用するのかという目的を明確にし、継続的に運用しながらインサイトを見て改善していきましょう。ユーザーにとって有益な投稿をして、適切な施策を打ち続ければ、段々とフォロワーは増えていきます。

まとめ

今回は12のTipsをご紹介してきましたが、このなかでもっとも重要かつすぐに始められるのが、「1.プロフィールページを作り込む」です。テーマが定まっていなかったり、世界観が伝わるプロフィールページになっていなかったりすると、キャンペーンや広告の効果も半減してしまいます。もしできていない部分があれば、できるだけ早く改善しましょう。

また、こういったフォロワー増加施策を行った際の効果検証も忘れてはいけません。Instagram公式の解析機能もリリースされましたし、Instagram向けの効果検証ツールも様々なものがリリースされています。「Iconosquare」など、コメントやいいね!の反応率を振り返るサービスなどを利用して、アカウントの成長を観察しましょう。

Instagramは動画の投稿もできるようになるなどコンテンツが多様化したこともあり、今後のデジタルマーケティングの主役といっても過言ではありません。今後はフォロワー数だけを追い求めるよりも、「フォロワー数とエンゲージメント率」の高さにフォーカスし、ユーザーと良い関係をいかに築いていけるかがポイントといえるのではないでしょうか。

Instagram運用代行・コンサルティングなら、ガイアックスにお任せください!

これまで500社以上の企業に向けて、Instagram(インスタグラム)やTwitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、LINE(ライン)など主要SNSアカウントの運用代行やコンサルティングを行ってきました。

上記したフォロワーを獲得しやすい初期設計や投稿、ハッシュタグ選びだけでなく、企業のブランディングのために効果的・戦略的に活用できるようコンサルティングいたします(フリーランスや個人事業主の方のコンサルティングは承っておりませんので、予めご了承ください)。

■弊社コンサルティング導入事例(一部):
ツヴィリング J.A. ヘンケルスジャパン株式会社様

■SNS運用代行サービス
■SNS運用コンサルティングサービス

情報提供元:Gaiax
記事名:「【運用担当者必読】Instagramのフォロワーを増やす12のTIPS