会議の録音などに使われるICレコーダーも使い方次第では、盗聴器化します。ICレコーダーを録音状態にして、机の裏などにガムテで貼っておけば、こっそり密室の会話を盗聴できるというわけです。その意味で、スマホも自動録音アプリがあれば盗聴器化できるということ。スマホ盗聴器化のポイントは、無音時は録音しない機能です。

スマホを盗聴器化できるアプリで有名

長時間の録音に便利なレコーダーアプリが「Alon Dictaphone」です。無音部のスキップ機能を備えているので、不要な部分が録音されず、後から話している箇所だけを聞き返すことができます。

そんなAlon Dictaphoneはスマホを盗聴器化できるアプリとしても有名です。何よりも重宝されているのが、録音時に無音部をスキップする機能になります。

一般的に盗聴器は室内音を送信し続けますが、これでは無人で無音の状態でも電波を発信し続けることになります。そこで登場したのがVOX機能付きの盗聴器です。

スマホを盗聴器として使用する手順

VOX機能付きの盗聴器なら音声がマイクに入った場合にのみ電波を発射。無駄なバッテリー消費を抑えられます。それと同等の機能をAlon Dictaphoneは搭載しているのです。

Alon Dictaphoneでスマホを盗聴器として使用する手順は、詳細設定で「無音時は録音しない」をオンにしておくこと。これで無音部の録音がスキップされます。

このほか、重要な箇所はブックマークを登録できる設計。メモ書きや写真を一緒に残すことで、より客観的な証拠になるでしょう。(文/中谷仁)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「レコーダーアプリに搭載された盗聴器と同じ機能