
「110番アプリ」は、聴覚に障害のある方など、音声による110番通報が困難な人が、スマホから文字や画像で警察へ通報できるアプリ。声が出せないシチュエーションなどで活躍するかもしれません。そんな110番アプリには、オフラインで一連の流れを確認できる「練習モード」が搭載されています。
110番アプリでの通報完了までの流れ
「110番アプリ」は、用意された項目をタップするだけで、簡単に110番通報できるサポートアプリ。聴覚や言語に障害がある人に向けたアプリです。
パニック状態では事案の詳細などを声に出して説明するのは難しいものです。この110番アプリを利用すれば、警察が求める情報を簡潔に伝えられます。
110番アプリでの通報完了までの流れを見ていくと、何があったかと発生時刻を選んで「通報する」ボタンをタップ。スマホのGPSを利用した位置情報も警察へ送信されます。
110番アプリは現場の写真も送信可能
110番アプリから警察に第1報が送信された後、さらに事案の詳細を求められる仕組み。ケガ人がいる場合は、ここで救急車の手配も行ってくれる気の利いた設計です。
110番アプリは最終的に、通信指令センターとチャット方式でやり取りが可能。テキストボックス左のカメラマークをタップすれば、現場の写真を送信できます。
さらに、110番アプリにはオフラインで一連の流れを確認できる「練習モード」が搭載されています。110番アプリをインストールしたら、一度練習しておくとよいでしょう。(文/中谷仁)
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「写真も送れる「110番アプリ」は練習モード搭載」