スマホの写真を友人に見せるために、自分の端末を手渡した経験は誰しもあるはず。子どもの時間つぶしに自分のスマホを手渡して、ゲームをプレイさせたことのある人も多いでしょう。じつは、スマホを貸すときに大切な中身をいじられないために、一時的に使えるセキュリティ対策があるのです。詳しく見ていきましょう。

iPhoneのアクセスガイドでパスコード

写真を見せたりゲームをプレイさせるために、子どもや友人にスマホを貸すことがありますが、いくら親しい間柄でもプライベートな情報はしっかりガードしておきたいところです。

iPhoneの場合は「アクセスガイド」で、1つのアプリしか使えないように制限しておきましょう。Androidはゲストモードを使うことで、個人情報へのアクセスをブロックできます。

iPhoneの「アクセスガイド」の使い方は、設定の「アクセシビリティ」から、「アクセスガイド」をオン。アクセスガイドのパスコードを設定することも可能です。

iPhoneのアクセスガイドの機能有効化

そして、他人にスマホを貸すタイミングで、利用を許可するアプリ上で、iPhone X以降ではサイドボタンを3回、iPhone8以前ならホームボタンを3回押します。パスコードを入力すると機能が有効化するのです。

Androidの「ゲストモード」の使い方は、設定の「システム」で「複数ユーザー」を有効にし、ゲストを追加。設定で「ゲストに切り替え」を選択します。

すると、メインユーザーの情報が表示されなくなるのです。これで自分のプライバシーが守られた状態になるので、安心して他人にスマホを貸すことができます。(文/中谷仁)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「iPhoneを貸してもアプリ切替えできない安心設定