
マニアックな電子部品やPCパーツ屋が集結し、秋葉原においてもひときわホットスポットになっている東京ラジオデパート。この地下1階に店を構えるのが「秋葉原最終処分場。」です。1階にある電子工作ショップ「家電のケンちゃん」から派生したジャンクショップで、創業は2019年です。
秋葉原最終処分場。にはジャンク品
HDDを物理的に破壊し、黒歴史を完全に抹消する「黒歴史最終処分場。」というサービスを1回100円で開始したところ、SNSで話題になりました。現在は、SSDやUSBメモリの破壊も請け負っているとのことです。
秋葉原最終処分場。の店内はPC関連のジャンク品が所狭しと並び、平日といえど掘り出し物を求めてひっきりなしにジャンクハンターたちが押し寄せます。店長いわく、「毎朝、並べた順に売れていくから、特にコレが売れ筋ってものは無い」とのことです。
確かにノートPCやビデオカードなど、ほぼすべてのコーナーに人だかりができています。元気だった頃の“電気街”としての秋葉原の風景がここにありました。
秋葉原最終処分場。の注目商品は「生CPUソケット」。数あるジャンク品の中で、一際目を引いた製品です。CPUソケットは、マザーボードにあるCPUを装着する端子で、販売時では5種類、1つ1,000円で売られていました。
秋葉原最終処分場。の破壊マシーン
また、自作PCビルダーの必需品「カラ割器」も秋葉原最終処分場。の注目商品。CPUコーナーで発見しました。CPUのグリスを交換して温度が下がりやすくするための工程を「カラ割」と呼びます。
しかし、カッターなどではCPUを破損させる恐れがあります。“分かっている”自作ビルダーは、こういった専用工具を用いるというわけ。実勢価格は1,000円でした。
店内で販売している商品は、すべてノークレーム・ノーリターンのジャンク品ですが、状態に応じて「酷・苦・悲・普・喜・謎」の6段階に分かれています。こういう遊び心も魅力でしょう。
レジ横にある破壊マシーンが「黒歴史最終処分場。」。原則的に実施は依頼者の目の前で行い、終了後は記念に鉄クズとなった思い出を持ち帰ることもできます。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「秋葉原最終処分場。で見つけた「カラ割器」とは」