
新型コロナの蔓延に加え、ロシアによるウクライナ侵攻。このように世界経済が不安定になると、実物資産である純金の価格が跳ね上がります。現在、金1gの買い取り価格は約8700円。2019年のコロナショック以前は約5000円でした。1.5倍以上も高騰していることになります。それに合わせてパチンコの特殊景品の価値も上がっているのです。
特殊景品の買い取り額を上げる必要
金相場の上昇に振り回されているのが、特殊景品に純金を使用している東京都のパチンコ店。金相場に合わせて、特殊景品の買い取り額を上げなければなりません。
ただし、特殊景品の買い取り額を一度上げてしまうとなかなか下げることはできず、現にパチンコの三店方式が確立されてから、値下げしたことは一度もありません。
そのため、一部のパチンコ客は特殊景品を交換せずに持ち帰り、特殊景品の価格が上がってから手放しているとか。パチンコの特殊景品を使った、リスク無しの金投資というわけです。
特殊景品で最も大きい大景品の価格
パチンコの特殊景品の中で最も大きいのが「大景品」。アクリルケースの中に、1gの金が入っています。本物であることを示すため、金には田中貴金属の刻印もあるのです。
東京都の大景品(金1g)の価格推移を見てみましょう。2007年10月まで2,500円だったのが、2007年11月に3,500円、2010年5月に4,000円、2011年4月に5,000円、2013年2月に5,500円でした。
これがコロナ禍がスタートする2020年1月に6,500円に上昇。2020年8月には8,000円、2022年12月には9,000円まで、金相場の上昇に合わせてパチンコの特殊景品が値上がりしているのです。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「パチンコの特殊景品をストックする錬金術とは?」