陸上自衛隊の公式サイト内には「陸上自衛隊サバイバル知恵袋」なるページがあります。TOPページからの誘導は切れており、中もテキストベースの簡素な作り。ガラケー時代に作成され、放置されてしまったのでしょうか…。試しに、山の生物による天気予想を見てみると、聞いたこともないような知識が満載でした。

山や海で生き延びるための実践知識

陸上自衛隊サバイバル知恵袋は、陸上自衛隊の公式サイト内に存在しているページで、山や海で生き延びるための実践知識が記録されています。公式サイト内から誘導リンクは見当たりませんが、直接検索すればヒットします。

例えば、山の生物による天気予想を見てみると「コオロギがにぎやかに鳴く夜の翌日は雨」「クモの巣に露が付いていれば晴れの兆し」といった具合いです。

スマホの天気アプリに慣れた私たちには、到底知りえないものばかり。このように、サバイバルのスペシャリストたちが実体験で得た、有益な知恵と情報が詰まっています。

Tシャツと木の枝の簡易担架の作り方

同行者が骨折などの重いケガを負ってしまった際、背負って運ぶとより悪化する原因になりかねません。付近に丈夫な木の枝があれば、簡易的な担架が作れます。

簡易的な担架は2着のTシャツを用意し、袖に通すだけででき上がり。棒の強度やTシャツの素材次第ですが、子どや小柄な女性なら問題なく運べそうです。

なお、担架で人を運搬する際は、進行方向に傷病者の足側を向け、頭側を高くするのが基本。ページ内では、担架用の上着が長袖だった場合、袖を切り落としても構わないとしています。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「陸上自衛隊サバイバル術「Tシャツで作る担架」