テレビ番組を見るためのチューナーがないものの、ネット機能を充実することでYouTubeなどのネット動画を簡単に楽しめるチューナーレステレビは、NHK受信料を支払いたくないという人の間で注目を集めています。いまでは、チューナーレステレビを発売するメーカーも増えましたが、最安値はどれくらいなのでしょうか。

チューナーレステレビでNHK受信料節約

「チューナーレステレビ」という言葉は、大手量販チェーンのドン・キホーテが、Google TV搭載のテレビからチューナー機能を省いたモデルを発売した際に「チューナーレススマートテレビ」として登場したのが最初です。

本来、テレビとは「テレビジョン受信装置」を略したもので、チューナーを内蔵しない機器をテレビとは呼びません。しかし、Google TVを内蔵してYoutubeやNetflixなどの配信を視聴できるのであれば、テレビと同じように動画を楽しめるということで、他社の同様な製品もチューナーレステレビとして販売中です。

各社から発売されているチューナーレステレビは、通常のテレビの同等モデルと比べて劇的に安いわけではありません。しかし、チューナーレステレビには隠れたメリットがあります。チューナーレステレビだけを持ちテレビ放送が受信できない環境を作れば、年間1万円を超えるNHK受信料を節約できるのです。

チューナーレステレビを導入するのであれば、NHK受信料だけでなくなるべく安い製品を選んで本体価格をケチりたいところ。そこで3月中旬現在、国内で発売中のチューナーレステレビについて、直販サイトでの価格を調査してみました。

チューナーレステレビは在庫切れ注意

まず、フルHDの動画を楽しむのに最低限ともいえる32インチモデルについては現在3モデルが発売中で、もっとも割安なのはRCAブランドの「RCA-32D1」で2万2707円。続くのがドン・キホーテの「TSM-3201F2K」の2万7280円、ニトリのモデル(型番なし)はやや割高の3万5900円です。

一方、40インチ以上の4Kモデルではドン・キホーテの43インチモデル「TSM-4301U4K」の3万2780円がもっとも割安で、同じくドン・キホーテの43インチモデル「43BP61」が4万7080円。ニトリは50インチモデルが最小のため、6万9900円でした。

ただし、最安値だった「TSM-4301U4K」は、4Kならではの高コントラストを実現する「HDR」には非対応である点に要注意。一方、「43BP61」の方は有名テレビメーカーであるTCLと提携した「TCL×ありえ値ぇ!」シリーズとなっており、割高なもののこちらはHDR対応です。

また、チューナーレステレビに関しては、Webサイト上に商品ラインアップを複数掲載するものの、その多くが販売終了となっているメーカーも複数ありました。チューナーレステレビの購入を検討している人は、気に入ったモデルを発見した際は早めの購入を心がけた方がよいでしょう。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「NHK受信料不要チューナーレステレビ最安値は?