
昭和の時代から全国各地に数多くのお店がある「パチンコ」は、電動化やデジタル化などさまざまな改良が続けられてきました。そうしたなか、2020年からは長時間大当たりが出ないプレイヤーを助ける「遊タイム」が導入されています。遊タイムは、その存在を知らずに楽しむんでいると損をする可能性があるのです。
遊タイム攻略法を知らないと損をする
パチンコの場合、攻略法とされるテクニックは機種に限らず共通のものがほとんどでした。例えば、同じ投資金額で回転数が多い台を選ぶ、スタート回数の保留分が満杯近くなったら玉を打つことをやめ節約する「止め打ち」といった技は、どの機種でも有効です。
これに対して、パチスロの場合はストップボタンの「目押し」が有効かどうか、AT・ARTといった大当たり以外でもコインの払い戻しが見込める機能を搭載するかなど機種によりさまざま。さらに、パチスロには大当たり確率を店側が設定できるため、高設定な台を見分ける攻略法も機種別に異なります。
そのため、攻略好きな人はパチスロを選び、攻略法を覚えずに楽しみたい人がパチンコを選ぶといったプレイヤーの傾向による住み分けもあります。ところが、ここ数年でパチンコにも機種別の攻略法を知らないと損をしてしまう機能が登場。そのひとつが「遊タイム」の設定です。
遊タイムとは大当たりを狙える機能
遊タイムとは、大当たり終了から次の大当たりが出る前に回転数が一定数を超えると、スタートチャッカーへ入りやすく回転からストップまでの時間が短縮される、いわゆる「時短モード」に入るという機能です。時短モードに入ると使用する玉数がほぼなく大当たりを狙えます。
遊タイムに入るまでの回転数は、最大で大当たり確率の3倍まで機種ごとに設定が可能。例えば、大当たり確率が1/300の機種であれば最大900回転となり、多くの機種はこの3倍ギリギリの設定となっています。
もともと遊タイムが導入されたのは、いつまでたっても大当たりが出ずに球数だけを消費してしまう「ハマリ」状態になったプレイヤーを救済する目的でした。しかし、時間の都合などですべてのプレイヤーが遊タイム開始までプレイするとは限らないため、遊タイムが近いのに空いている台が発生することになります。
遊タイム直前で放置される台を探す
そのため、パチンコ店内を巡り遊タイム開始が近い台を探し出して打つ「ハイエナ」と呼ばれるプレイヤーを見かけることも…。とはいえ、大当たり確率1/300の機種で遊タイム開始が900回転の場合、遊タイム開始まで大当たりが出ない確率は約5%しかなく、遊タイム直前で放置される台を探すことは簡単ではありません。
さらに、遊タイム開始後に大当たりが出た場合は回転数のカウントはリセット。大当たりが連続している間も回転数はカウントされず、大当たり終了後から再び回転数のカウントが始まります。そのため、遊タイムが近い台を狙ってみたものの開始後に大当たり1回で終了してしまい、結果的には損をすることもあります。
また、遊タイム搭載機種を狙う場合、パチンコ店側が毎日回転数のカウントをリセットするかどうかもポイント。最近は、スマホアプリ上から出玉をチェックできる店舗も増えているため、前日閉店時に大当たりが出ず終了した台を狙うと、思わぬ低回転数で遊タイムが開始する可能性もあるのです。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「大当たりが狙える「遊タイム」のパチンコ攻略法」