
NHK受信料には6か月分、あるいは1年分まとめて前払いすると割引になる仕組みがあり、NHK受信契約を結ぶ人の半数以上がいずれかの割引を活用しています。しかし、10月以降のNHKの受信料値下げ発表以降は1か月あたりの受信料ばかりが注目されてきました。はたして、10月以降もNHK受信料の前払い割引は行われるのでしょうか。
NHK受信料前払いは衛星契約で2千円安
NHK受信料には、2か月分ごとに支払うほかに6か月分、12か月分を前払いする方法があり、まとめて前払いした方が受信料が割安になります。2か月ごとに支払う場合のNHK受信料は、地上契約では2450円、衛星契約では4340円。年間支払額は地上契約が1万4700円、衛星契約2万6040円です(口座振替の場合)。
一方、6か月分を前払いする「6か月前払」では地上契約が7015円、衛星契約が1万2430円となり、年間支払額はそれぞれ1万4030円、2万4860円。12か月分を前払いする「12か月前払」は、地上契約が1万3650円、衛星契約が2万円4185円とさらにお得。衛星契約であれば2か月払いより1855円割安です。
それでは、2023年10月に予定されているNHK受信料の値下げ後も、これまで通り6か月前払・12か月前払の割引制度は継続するのでしょうか? じつは、1月に公表されたNHKの2023年度予算案のなかに、別表として値下げ後の6か月前払、12か月前払のNHK受信料がそれぞれ記載されています。
NHK受信料の前払い割引の料金が判明
2023年10月以降の受信料は、地上契約が月965円、衛星契約が1815円で、年間支払金額はそれぞれ1万1580円、2万1780円です。なお、これまでは支払方法として口座振替とクレジットカード継続払いを選択すると割引がありましたが、10月以降この制度は廃止されます。
一方、6か月前払のNHK受信料は地上契約が5529円で、衛星契約が1万416円となり年間支払額はそれぞれ1万1058円、2万832円。12か月前払が地上契約で10778円、衛星契約は20267円となり、12か月前払の方が2か月ごとに支払うのと比べて、地上契約で802円、衛星契約で1513円割安です。
なお、放送法ではNHK予算は国会の承認が必要と規定され、毎年3月末に衆議院・参議院の各総務委員会で質疑が行われます。ここ数年、3月末の総務委員会でNHK予算案が否決・修正されるケースはなく、原案通り承認される可能性が高いものの、NHK受信料の前払い割引の審議の行方は注目です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「NHK受信料の前払い割引は値下げ後も続くのか?」