NHK集金人廃止前に強引に契約を迫る相手の対処法

不意に玄関先に現れて、執念深く受信契約を迫ってくるのが「NHK集金人」とも呼ばれる外部委託スタッフです。NHK集金人は今年秋には廃止される予定となっていますが、まだまだ気は抜けません。そこで、NHK集金人から強引に受信契約を迫られた時に、有効とさている対処法をまとめて紹介していきます。

NHK集金人の廃止前には契約を迫られる

「NHK集金人」とは、委託訪問員のこと。NHKの職員ではなく、業務委託された業者スタッフもしくは、個人で業務を請け負う契約スタッフです。現在は個人へ委託するケースは減りつつあり、民間企業へ委託するケースがほとんどです。

NHKは2023年秋には、NHK集金人の委託契約を廃止することを発表済み。そんなNHK集金人の廃止前に、強引に受信契約を迫られた場合の最初の対処法が「無視」です。そもそもNHKの集金人と会話をしなければ、強引に押し切られて契約させられることもありません。

もしNHK集金人にドアを開けて対応しまった場合は、機械のように「帰って下さい」を繰り返します。そもそもNHK集金人が持っている情報は、NHKと契約している住所のみ。NHKと未契約の住所をしらみつぶしにローラー作戦しているだけです。

NHK集金人に対応してしまった場合のスマートな対処法としては、その場は名刺をもらい会社名などを細かく確認して納めるという手もあります。「あとで会社を確認してからNHKと直接契約します」とするわけです。

NHK集金人に「受信契約は義務」などと迫られた場合、「裁判で争っても構わない」と対応したケースもあるようです。NHK集金人としては手っ取り早く受信契約できる相手を探しているので、手間がかかる相手と思ってもらえれば、諦める可能性は大でしょう。

ただし、NHK集金人に家にテレビがあることは絶対に言ってはいけません。このため「番組がつまらない」「NHKを見ない」といったNHKが受信できることを示唆する発言もNGです。いざ裁判で負けた時、受信料の支払い義務はテレビを設置した翌月から発生するからです。