
国による「貯蓄から投資へ」の方針のもと、若者を中心に株式や投資信託を始める人が増えています。それを受けて、スマホアプリを使った株式投資も増加中。ネット証券各社からはスマホ向けのツールが提供されているほか、ポイント運用も展開。そんな中でとくに人気なのが、スマホに特化したサービスを提供する「スマホ証券」です。
スマホ証券とネット証券の違いに単位
スマホ証券は口座開設から入金、取引までのプロセスが、スマホ1台で完結するのが最大の特徴です。マイナンバーカードがあれば、スマホで読み取ることで住所の入力すら不要ということもあるのです。
スマホ証券とネット証券の違いは対応デバイスにあります。スマホ証券はスマホのみですが、ネット証券はスマホやPC、タブレットなどに対応。手数料は、ネット証券が割安で、スマホ証券は通常の証券会社に比べると割高なこともあります。
通常の株取引では個別株の取引単位(単元株数)は100株ですが、スマホ証券は1株単位、1,000円単位など、少額から始められるのもポイントでしょう。
スマホ証券とネット証券で手数料に違い
大企業の株は単元株数の100株で100万円を超えることもありますが、1株単位など少額で始められるスマホ証券なら、まとまった資金が不要なので、株式投資のハードルは大きく下がります。
スマホ証券はNISA口座の開設に対応していたり、ポイントを使って商品を購入できるところもあり、使い勝手も申し分ありません。近年流行りの米国株に投資できるスマホ証券も少なくありません。
情報サービスや手数料の面でネット証券に見劣りするところもありますが、投資初心者にはピッタリのサービスといえそうです。実際、LINE証券は2019年のサービス開始から約3年間で、口座数が150万を突破。約7割が投資未経験者だといいます。(文/大正谷成晴)
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「スマホ証券とネット証券で手数料が安いのは?」