警視庁「生活安全部」は、少年犯罪やサイバー犯罪などについて防犯活動全般を手がける部署です。ストーカー対策室などを含め、警視庁生活安全部の任務は時代に即した犯罪を防止しているといえます。そんな警視庁生活安全部でどんな部署がどんな任務を担っているのか、詳しく見ていきましょう。

警視庁生活安全部は防犯に比重を置く

警視庁生活安全部は少年事件を担当する少年課、ネット犯罪を追うサイバー犯罪対策課、ストーカー被害を受け付けるストーカー対策室など、市民生活の近くにある事案を担当する部署です。

事件の発生で動き出すことの多い警察の中で、警視庁生活安全部は少年犯罪やサイバー犯罪、ストーカー行為など、防犯に比重を置いているのが特徴になります。

警視庁では生活安全総務課、生活経済課、生活環境課、保安課、少年育成課、少年事件課、サイバー犯罪対策課、生活安全特別捜査隊があり、金融から風俗業、保健衛生など多種多様な事案に対応する多忙な部署です。

警視庁生活安全部にはさくらポリス

警視庁生活安全部に設けられているサイバー犯罪対策課は、システム開発などの専門知識や技術を持つ特別捜査官や、テクニカルオフィサーといったスペシャリストたちで構成されています。

また、警察官だけでなく、民間IT企業のエンジニアとも連携し、24時間体制でサイバー犯罪に目を光らせています。また、サイバー犯罪対策課は110番以外でも通報を受け付け、メールでの情報提供も可能です。

子どもや女性への性犯罪の相談にのったり、取り締まるのは警視庁生活安全部の生活安全特別捜査隊の「さくらポリス」。女性の性犯罪捜査員が対応してくれます。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「警視庁生活安全部は時代に即した犯罪を防止する