セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、ローソンストア100、ミニストップの各コンビニで売られているアルカリ乾電池6製品をテスト。コンビニ電池との比較対象として「金パナ」も測定してみました。すると、金パナとミニストップのコンビニ電池がそっくりだったのです。

金パナはコンビニ電池と比べダントツ

「金パナ」ことパナソニックのアルカリ乾電池の実勢価格は565円(4本)で、1本あたりの価格は141.2円になります。保存年数は10年で、供給元はパナソニック、生産国はタイです。

金パナの重さは24gで、推定容量は1297.4mAh。終始電圧到達時間は69分でした。比較したコンビニ電池と比べると、放電時間も出力もダントツの好成績という結果でした。

一方、ミニストップのコンビニ電池は「トップバリュ」のアルカリ乾電池です。実勢価格は305円(4本)で、1本あたりの価格は76.25円となります。

金パナとよく似た作りのコンビニ電池

トップバリュの乾電池の保存年数は10年で、供給元はイオン、生産国はタイです。重さは22.79gで、推定容量は1,100.1mAh。終始電圧到達時間は56分でした。

ミニストップのコンビニ電池の価格は1本あたり80円を切り、保存年数は10年。終始電圧はトップと並ぶほど長寿命なのですが、初期電圧が1.28Vと低いのが難点です。

ミニストップのコンビニ電池は大電流を必要とする機器には向いておらず、リモコンや時計など安定した小電流機器向けならアリかな…という感じ。これといった長所が見つからないコンビニ電池でした。

このミニストップコンビニ電池は、フィルムをむくと、絶縁端子がパナソニック系に見られる光硬化樹脂製。金パナとよく似た作りなので、タイ松下のOEMメーカーが手掛けているのかもしれません。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「金パナとミニストップのコンビニ電池がそっくり?