2022年に上陸したRingは、2タイプの屋内用ネットワークカメラを展開。有線の「Ring インドアカム」と、屋外でも使えるバッテリー式の「Ringスティックアップカム バッテリーモデル」です。RingはAmazon傘下なので、Echo ShowデバイスやFire TVで映像を確認できるのが強み。Ringスティックアップカムを詳しく見ていきましょう。

Ringスティックアップカムのアプリ

「Ringスティックアップカム バッテリーモデル」はカスタマイズ性が高く、映したくない部分を黒塗りにするなんてことも可能です。ただし、SDカードスロットは非搭載なので、録画するには有料のクラウドプランに契約する必要があります(月額350円~)。

SDカードスロット非搭載はマイナスポイントのように思えるかもしれませんが、SDカードを抜き取られる事態を防げて、180日前の動画まで遡って確認できると考えれば許容範囲かもしれません。

Ringスティックアップカムはアプリの使い勝手がよいのが特徴です。アプリのホーム画面から登録したカメラを選択すると、ライブ映像とモーション検知機能により自動録画された映像を確認できます。スマホへのダウンロードも可能です。

カメラの細かい設定はアプリの「デバイス」から行います。電力消費量を低くする設定や、モーション検知範囲、マスク範囲など細かく設定可能です。

Ringスティックアップカムは画角広め

Ringスティックアップカムで明るい部屋を撮影。パンチルトできない分、画角は広めに取られていて、天井までしっかり映っていました。録画映像は全体的に明るく、色味が鮮やかなので見やすいでしょう。

Ringスティックアップカムで暗い部屋を撮影。赤外線LEDは非搭載ですが、イメージセンサーの感度が高いのか暗所でも明るく映っていました。モヤっと感も抑えられており、近くから部屋の奥まで明瞭です。

Ringスティックアップカムのレンズは未記載、解像度は1920×1080ドットで、ビデオエンコードも未記載です。画角は水平110°、垂直57°となります。

電源は充電池で、記録メディアはクラウド「Ringプロテクトプラン」です。サイズは60W×97H×60Dmm、重さは308g(編集部調べ)。実勢価格は11,980円です。なお、有線式のRing インドアカムは6,980円と手頃です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Amazonが販売するIPカメラはアプリが使いやすい