パソコンでの作業にコピー&ペースト(コピペ)は付き物です。そして、Windowsには過去にコピーした内容をペーストできる便利なクリップボード履歴の復元機能が用意されています。Windows10から搭載された便利なクリップボード履歴の復元機能が、Windows11でどのように進化したか見ていきましょう。

クリップボード履歴がWindows10で強化

「クリップボード」とは、テキストや画像のコピペに必要な一時的な保存領域のこと。通常は「Ctrl」+「c」でクリップボードにコピー。このクリップボードの内容を「Ctrl」+「v」でペーストするのが、いわゆるコピペです。

標準状態では、クリップボードは最新の1つだけを保持。新たな内容をコピーすると、その前にコピーしたクリップボードの内容は上書きされます。ところが、Windows10ではクリップボードが強化され、過去にコピーした内容を「クリップボード履歴」として復元できるようになったのです。

このクリップボード履歴復元をWindows10で使うには「スタートボタン」→「設定」→「システム」→「クリップボード」の順にクリックすると現れる画面で「クリップボードの履歴」をONに設定します。

クリップボード履歴をオンにすると、キーボードのショートカット「Windows」+「v」で開くウィンドウ内に、クリップボード履歴で復元できる一覧が表示。クリップボード履歴で復元できる一覧の項目をクリックすると、ペーストする内容が置き換わります。

クリップボード履歴がWindows11で進化

このクリップボード履歴の復元機能は、テキスト・画像(BMP・JPEG・PNG)・HTMLデータ。クリップボード履歴復元の保存数は25個までの制限があり、古くなったものから消える仕組みです。また、テキスト・画像・HTMLそれぞれに合計4MBまでという容量制限もあります。

このクリップボード履歴の復元機能は、もちろんWindows11にも搭載されています。しかも、Windows11のクリップボード履歴の復元機能はさらに進化しているのです。

Windows11のクリップボード履歴復元で進化した点が、ウィンドウが移動できるようになったこと。クリップボード履歴ウィンドウ上部をドラッグすることで移動ができます。

また、クリップボード履歴ウィンドウに、Windows11では絵文字やGIFなどのタブが追加されています。ここから絵文字やアニメーションGIF、顔文字、記号がクリップボード履歴ウィンドウから貼り付けられるようになりました。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Windows11でクリップボード履歴復元が進化した