アルインコのデジタル受信機「DJ-X100」のスキャン&サーチのポイントは、バンクやサーチバンドを連続してスキャン&サーチできるリンク機能が充実していることです。周波数帯域が離れたデジ簡の登録局と免許局を連続してサーチでき、臨機応変にアナログ簡易無線も加えられます。DJ-X100のスキャン&サーチを見ていきましょう。

DJ-X100はスキャンもサーチも6種類

DJ-X100は6種類のスキャンを装備。GPSメモリースキャンは、GPSで得られた自位置とメモリーに登録した緯度・経度情報を元に、指定圏内にあるメモリーをリアルタイムで検出してスキャンします。

シフトスキャンは周波数シフトを指定した2波、基地局と移動局の周波数を交互にスキャンする機能です。メモリーモードのスキャンでも、VFOモードのサーチでも有効です。

サーチも6種類。MHzスキャンは従来式の1MHz幅の固定ではなく、0.25/0.5/1/1.5/2/3/5MHz幅か選べます。受信帯域の設定が可能になったことで、活躍の場が増えるでしょう。

DJ-X100はスキャンもサーチも高速

受信機の性能として高く評価される項目の1つが、スキャン&サーチの速度です。DJ-X100のメーカー公称値は、どちらも毎秒100チャンネルとトップレベルの速さです。

実際にDJ-X100でスキャンを走らせると、目にも留まらぬスピードでした。とはいえ、弱い電波で止まるのか不安な時は、スキャンの速度を落とすこともできます。

SETボタンから入るセットモードから「スキャン」に入るとスキャン&サーチの細かい設定が表示されます。そして、設定項目の1つにスキャン&サーチ速度があり、毎秒25/50/100チャンネルの3段階に変更できるのです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「DJ-X100のスキャン&サーチ速度は最速100chで可変