NetflixやAmazonプライム・ビデオに押され気味の「Hulu」ですが、日本のドラマファンなどコアユーザーからは支持されています。2008年にアメリカで産声を上げた「Hulu」は、3年後の2011年に日本へやって来ました。しかし、当時の日本はでは定額制でネット配信動画を見るという文化はなかなか受け入れられず、苦戦を強いられます。

Huluは国内ドラマファンへアピール

「Hulu」が上陸した2011年当時の日本はDVDレンタルがまだ全盛かつ、地デジ化で盛り上がっていたため、苦戦を強いられます。当時、Huluに注目していたのは、コアな海外ドラマファンばかりでした。

Huluのターニングポイントとなったのは、日本テレビの傘下となった2014年。地デジドラマと連動させる仕掛けが功を奏し(限定のアナザーストーリーの独占配信など)、国内ドラマファンへのアピールに成功したのです。

Huluは月額1,000円で安いけど画質はフルHDで物足りない…という弱点も解消しつつあります。2021年から4K配信をスタートし、徐々に対応作品が増加中です。

Huluはウォッチパーティを標準装備

Huluの魅力の1つに、直感操作できる使いやすいプレーヤーがあります。歯車のマークは「設定」で、字幕・言語・画質・再生速度・連続再生をセッティング可能です。テレビ画面以外の視聴時は、「最高(1080p)」が上限になります。

Huluのプレーヤーには、友だちとチャットで盛り上がれる「ウォッチパーティ」も標準装備。ルームはユーザーが作成し、SNSなどで共有する仕組みです。

アプリ版Huluプレーヤーには「ダウンロード」項目が増え、スマホ端末にダウンロードすればオフラインでも再生可能。ストックの上限は25作品までです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「月額千円「Hulu」にはウォッチパーティ標準装備