電波を管理する総務省は、無線通信を行いたい企業や団体、自治体などが整備した無線設備と無線機を操作する運用者の資格を審査して「無線局免許」を発行。免許を受けた組織は、無線の“使用者”となる「免許人」となり、有資格者と無線設備を合わせて「無線局」になります。そして、無線局は基地局と移動局に大別されるのです。

無線局は基地局と移動局に大別できる

総務省が発行するする無線局免許には、使用が許可された周波数や送信出力が記載されているのです。そして、許可された周波数は「割当て周波数」と呼ばれます。

割当て周波数は公共業務や一般業務、放送といった、無線通信の目的別に周波数帯ごとにまとめられているのが特徴。そのため、ベテランになると周波数を見ただけで、どのような用途で使われる無線なのかが分かります。

一般的に無線局は、移動しない「基地局」と動き回れる「移動局」に大別されます。基地局は通信本部のようなところで、大きなアンテナが高所に設置され、電波の出力が総じて大きいのが特徴です。強い電波を安定して送信できるので、受信はしやすくなっています。

無線局は種類や用途で通信方式が違う

対して「移動局」は、クルマに設置された無線機や人間が手にしたハンディ型の無線機のこと。クルマの屋根にアンテナを立てますが、走行中の送信は不安定になりがちで、建物の陰になると通信が途切れることもあります。

ハンディ型無線機はアンテナが短いので、なおさら不利です。移動局の無線機の出力は基地局より小さいため、基地局側は受信できても移動局側は聞こえない場合があります。

ただし、無線局の種類や用途によって通信方式が異なるので、基地局と移動局の周波数が違っている可能性も…。基地局と移動局の基本的な通信方式には「単信式」「半複信式」「複信式」「中継式」の4つがあります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「無線局は基地局と移動局どっちが受信しやすい?