温度設定が可能なハンダごてとこて台、クリップアームやルーペがセットになったハンダごてステーションが「927Ⅳ」です。最大の特徴は、3パターンの温度設定を自由に登録できること。ここではハンダ付けの対象に応じて、250/350/450℃に設定してみました。温度の切り換えは、ボタン一つで行えます。

ハンダごてステーション加熱スピード

ハンダごてステーションで驚かされたのは、平温から450℃まで40秒という加熱スピードです。こて先もしっかりとコーティングされ、ハンダの乗りは良好。電子工作が捗ること間違いナシでしょう。

ハンダごてステーションに付属するハンダごてのこて先は6種類入っていて、交換が可能。白光のセラミックタイプ「FX-600」と同じ交換方式です。

視力が低下したベテランには、ハンダごてステーションの6灯LED付きのルーペはありがたいアイテム。受信改造の小さなチップ外しに大活躍するでしょう。

ハンダ付けの作業中は、パーツを押さえる“もう1本の手”が欲しくなるもの。2本のクリップアームが付いているので、基板を保持しながら、リード線を固定して、両手でハンダ付けができます。

ハンダごてステーションの温度設定

ハンダごてステーション本体にある「-」「+」ボタンで温度を設定して、「MEMORY」ボタンの押下で、3パターンの設定と呼び出しを行う仕組みです。

ハンダごてステーション本体にある表示の上がこて先の現在温度で、下がメモリーした設定温度。100℃上がるのに約10秒と高速で加熱できます。

ハンダごてステーションの設定温度は90~480℃で、温度メモリーは3パターン。電源はAC110Vです。サイズ/重さは150W×48H×100Dmm/470g。実勢価格は7,200円~となります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ハンダごてステーションには設定温度3パターン