一般家庭のNHK受信料は、テレビやレコーダーを何台所有していても1契約で済みます。しかし、事業者のNHK受信料は、テレビを設置した一部屋ごとにNHK受信契約が必要です。この規定はカーナビのテレビ機能へも適用され、テレビ付きのカーナビが搭載した自動車を保有する事業者は、台数分のNHK受信料が必要になるのでした。

カーナビNHK受信料は一般家庭は1契約

一般家庭の場合、NHK受信料は世帯ごとに1契約という決まり。テレビやレコーダーを何台所有していてもNHK受信料は1契約でOKです。これは、カーナビのテレビ機能にも適用され、自宅でNHK受信料を支払っていればとくに追加料金は不要です。

しかし、事業者のNHK受信料の契約はちょっと違っています。事業者の場合は「受信機の設置場所ごと」となり、契約条件が一般家庭と違うのでした。

すなわち、事業者のNHK受信料はテレビを設置した一部屋ごとにNHK受信契約が必要という規定。この決まりはカーナビのテレビ機能へも適用され、テレビ付きのカーナビを搭載した自動車を保有する事業者は、台数分の受信料が必要になるのです。

カーナビNHK受信料は営業車の台数分

じつは、営業車のテレビ付きカーナビのNHK受信料について、2010年度に会計検査院が行った調査で明らかになった事例があります。それは、国が100%出資するかんぽ生命の営業車のNHK受信料に関する検査報告でした。

かんぽ生命の営業車1040台のうち1018台がカーナビにテレビ機能を搭載していたため、その台数分のNHK受信契約を締結。2年にわたって支払っていたNHK受信料828万円が必要のない経費と報告されたのです。

かんぽ生命の場合、営業車をリースしていた会社にカーナビのテレビ機能を削除する改造を依頼。それ以降、カーナビがテレビなしとなって営業車分のNHK受信料を支払わずに済んでいます。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「営業車のテレビ付きカーナビは1台ごとNHK受信料