スポーツや映画などさまざまなチャンネルがセットになったケーブルテレビは、利用料に月数千円かかるものの、興味があるチャンネルが数多くある人にとっては、個別にCS放送を契約するよりお得です。しかし、ケーブルテレビを契約するとセットで付いてくる地上波やBS放送には、利用料とは別にNHK受信料がかかるのです。

ケーブルテレビでもNHK受信料は必要

放送法には、NHKのテレビ放送を受信できる設備を設置すると、NHKと受信契約を結ばなくてはならないという規定があります。すなわちケーブルテレビ利用料とは別に、NHK受信料が必要です。

NHKはこの放送法の規定を元に視聴者へ受信料を迫るわけですが、じつはNHK側には視聴者がテレビ放送を受信できる設備を持っているかどうかを直接確認する手段はいまのところありません。

一方で、明らかにNHK受信料が必要と推測できる世帯はあります。ケーブルテレビと契約した場合、戸建て住宅であれば専用の引き込み線が追加されているため、NHK受信料が必要と推測できるのです。

ケーブルテレビでNHK受信料が必要ない

このほか、ケーブルテレビ導入のマンションについても、共聴用のアンテナが存在しないなどの理由で外観からNHK受信料が必要と推測可能です。こうしてケーブルテレビ設備を外観から把握したうえで、NHKは受信料を迫ってきます。

ただし、ケーブルテレビ会社によってはテレビの再送信を行わずネットのみの契約を用意していることもあります。ケーブルテレビ用設備があるからといって必ずしもテレビが視聴可能でNHK受信料が必要とはいえません。

当然ですが、テレビを持たずにケーブルテレビでネットのみを利用するのであれば、NHK受信料は必要ありません。ただし、テレビをケーブルテレビに接続せずとも、接続するだけで容易に受信できる状態ではNHK受信料が必要と迫られるケースもあります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ケーブルテレビもNHK受信料は必要になるのか?