
ハンディ用のアンテナは受信機に直接装着することを前提にしていますが、アンテナ基台を介することで受信機とアンテナを物理的に離すことができます。アンテナをベランダやクルマの屋根に設置することで、壁などの遮蔽物を避けることが可能になり、アンテナの設置高も稼げるのです。多くの電波をキャッチできるようになり、快適に室内や車内で受信できるようになります。
アンテナ基台はマグネット式が簡単
磁力式のマグネット基台には多様なサイズがありますが、ハンディ用の小径サイズが、第一電波工業の「MCR-M SMA」です。脱着が簡単なので、家からクルマまでいろいろな場所で使えます。
基台底部に強力マグネットが入っているので、鉄面にくっ付く仕組み。ベランダに置かれたエアコンの室外機やクルマの屋根などに置くだけでアンテナが立てられます。
接栓形状はSMA型で、同軸ケーブル(長さ)は1.5D-Q(2.5m)です。変角機構は90°で、回転機構はありません。サイズ/重さはΦ53×50Hmm/143g。実勢価格は4,900円です。
アンテナ基台でクリップ式は自由自在
第一電波工業の「MCR Ⅱ SMA」はクリップ式。磁石が付かない場所や曲面などでもアンテナを立てられます。接栓部分は360°回転して、角度の調整も可能なので設置場所は自由自在です。
ベランダの手すりはアルミなので、磁石は付きません。クリップ式は挟み込むだけなので、設置場所の素材に関係なく取り付け可能。はさみ幅は約18mmです。
接栓形状はSMA型で、同軸ケーブル(長さ)は1.5D-Q(2.5m)です。変角機構は90°で、回転機構は360°となります。サイズ/重さは50W×56H×50Dmm/85g。実勢価格は5,700円です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「アンテナを外に設置するための基台活用のススメ」