盗撮カメラ発見器の仕組みはシンプルで、赤色LEDなどの強い光を照射してカメラレンズの反射をチェックします。昔からある道具ですが、近年は、カメラが発する電波をキャッチし、設置場所のアタリをつけられる上位機種も登場しています。盗撮カメラをぬいぐるみの中で発見した手順を見ていきましょう。
盗撮カメラ発見器のロッドアンテナ
盗撮カメラの探索方法として、赤色LEDの発光は有線式であろうと無線式であろうと有効。とはいえ、部屋の端から端までやみくもに探すのは非効率的です。
そこで役立つのが、電波探知機能を搭載した盗撮カメラ発見器「ABCR-226」です。電波探知機能を利用してぬいぐるみの中で盗撮カメラを発見した具体的な手順を見ていきます。
まずは盗撮カメラ発見器のロッドアンテナを伸ばしたら一度、感度調整ダイヤルをMINにします。その後、反応が出始めるまで感度調整ダイヤルを徐々にMAX方向へ回していくのです。
盗撮カメラ発見器で黒い小型カメラ
アンテナの方向や、部屋の位置を変えつつ反応が強い場所を探っていきます。すると、ぬいぐるみが置かれた棚周辺で電波探知機能が強く反応。どうやら、ぬいぐるみがアヤシイようです。
ただし、ぬいぐるみは重なり合っており、肉眼ではカメラなどが仕掛けられているようには見えまえせん。そこで、盗撮カメラ発見器のLEDボタンをオンにします。
そして、盗撮カメラ発見器本体の窓を通してぬいぐるみ周辺をのぞいてみると、小さな光る点を発見。ぬいぐるみでできたすき間に、黒い親指大の小型カメラが設置してありました。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「盗撮カメラをぬいぐるみの中で発見した手順とは」