現代のスマホは、着信に自動応答する機能「通話オーディオルーティング」を備えています。台所で水仕事をしていたり、冬場に厚い手袋などをしている時に電話に出たいときに便利な機能です。このスマホの標準機能である通話オーディオルーティングを利用すればスマホの“盗聴器化”が可能なのでした。
通話オーディオルーティングを設定
通話オーディオルーティングとは、スピーカーやBluetoothイヤホンなどで自動で電話に応答できる機能。iPhoneのほか、一部のAndroid端末に搭載されています。
この通話オーディオルーティングを、使っていない古いスマホで設定。スピーカーを有効にして、電話に出る時間を最短にセットし、自宅の寝室などに置いておきます。
あとは、タイミングを見計らってそのスマホに電話をかけると、すぐに通話状態になり、スピーカーから周囲の音を拾って手元のスマホで聞けるようになるというわけです。
通話オーディオルーティングで応答
LINEやFaceTimeなどの通話アプリでも対応するため、Wi-Fi環境が整っていれば通話料もかかりません。遠方からリアルタイムで、自宅の様子をうかがえるのです。
iPhoneの場合は「設定」から「アクセシビリティ」→「タッチ」で「通話オーディオルーティング」を開きます。スピーカーにチェックを入れ、「自動で電話に出る」は最短の3秒にセットするのです。
Androidの場合は機種によって非対応の場合があるようです。対応機種なら、電話の設定で「自動応答」を有効にすればOK。着信で画面が光るため、電話に出る時間は最短にします。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「スマホが盗聴器になる通話オーディオルーティング」