
「FLIR ONE Gen3」は、スマホに接続して使う外付け型のサーモグラフィカメラ。一般的なサーモカメラは7万~10万円程度が相場ですが、これはスマホをディスプレイとすることで2万5千円台という低価格を実現しています。スマホに付けるサーモカメラの気になる撮影能力を見ていきましょう。
スマホに付けるサーモカメラは簡易的
スマホに付けるサーモカメラ「FLIR ONE Gen3」は2万5千円台の低価格とはいえ、-20~120℃の温度計測に対応し、リアルタイムの計測や撮影も可能。簡易的モデルとはいえ、精度が求められる計測でなければ必要十分な機能を備えています。
FLIR ONE Gen3は、専用アプリを使って計測・撮影を行う仕組み。サーモグラフィ画像と実際の画像をリアルタイムで合成し、対象物の輪郭線を画像内に表示してくれます。
対象物の温度に合わせてサーモグラフィ画像の温度範囲を調整することも可能。9種類のカラーパターンを標準搭載しており、温度差や温度変化の状況に合わせて使い分けられます。
スマホに付けるサーモカメラで不審者
実際に、風呂場の混合栓をFLIR ONE Gen3で撮影してみると、温水側は壁の中を通る配管も確認できました。水漏れ発生箇所の特定などにも使えそうです。
さらには、車のエンジンルームを撮影してみました。高温になるエンジンルームを触って温度を確かめることはできませんが、冷却機能が正常に機能しているかどうか画像上でチェック可能です。
また、肉眼では見えない暗闇の中の人影も、熱(赤外線)を感知して捕えることができました。これなら敷地や駐車場に隠れた不審者も見逃しません。
解像度は80×60ドット(4800画素)で、保存形式はJPEG(静止画)、MPEG(動画)となります。稼働時間は40分で、充電時間は60分。端子はUSB Type-C(Lightning版あり)です。サイズ/重さは152W×66H×33Dmm/34g。実勢価格は25,443円です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「暗闇の人影も捉えるスマホに付けるサーモカメラ」