ここ数年、Amazonなどネット通販で5千円以下で買える擬装カメラの激安品が出回るようになりました。安価に買えるとなると盗撮に対するハードルが下がり、カジュアル化してしまうのもまた事実です。このため、盗撮カメラの存在を見抜くための知識と手順は知っておくべきでしょう。電波探知機能搭載の盗撮カメラ発見器を見ていきます。

盗撮カメラ発見器に電波探知機能搭載

盗撮カメラ発見器の赤色LEDを発光させる探索方法は、有線式or無線式問わずすべてのカメラに有効です。しかし、やみくもに探すのは時間もかかりますし非効率的です。

そこで役立つのが、電波探知機能を搭載した盗撮カメラ発見器「ABCR-226」です。もし、隠されたカメラがWi-Fiなどで映像を飛ばしているタイプなら、本機のアンテナがその電波をキャッチし4段階の強度で示してくれます。

使い方は、まずABCR-226の電波探知機能で最も反応が強い場所をある程度まで特定します。そして、その近辺で赤色LEDを灯してじっくり探索すればOKです。

盗撮カメラ発見器の受信周波数範囲

ちなみに、ABCR-226の受信周波数は1MHz~6.5GHzと幅広いため、カメラに限らずあらゆる電子機器に反応します。特にWi-Fiルータなどが近くにある場合、そちらの方が強く出てしまうことも…。

可能ならWi-Fiルータなどの電源はオフにしましょう。そして、明らかに競合電波がない場所などから重点的に探索していくと効率がアップします。

受信周波数は1MHz~6.5GHzで、ディテクト距離は約10mです。電源は内蔵バッテリーで、稼働時間は約90分となります。サイズ/重さは45W×92H×15Dmm/約48g。実勢価格は4,800円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「盗撮カメラ発見器の電波探知機能はどう使うか?