「N007V2」はクラウドファンディングサイトで販売された、4K対応のナイトビジョンカメラ。ソニー製のスターライト暗視センサーを搭載し、暗闇でも少しの光源があれば、無理やり増幅し鮮明なカラー映像で記録可能です。暗闇の中の怪しい動きをキャッチする暗視カメラの性能を詳しく見ていきましょう。

暗視カメラで真っ暗な駐車場を撮影

写真であればiPhoneのナイトモードでもキレイに撮れますが、暗視カメラ「N007V2」は動画も明るく撮れるのが最大の特長。街灯のない真っ暗な駐車場にいる不倫カップルが、クルマに乗り込む決定的瞬間も確実に捕らえられるのです。

画面が大きく見やすい一方、その分本体も大きいので、隠して設置する用途には不向き。操作は単純で分かりやすいものの、AF非搭載なので絞りを手動で合わせる必要があります。

Wi-Fiが届く範囲であれば、スマホアプリ上で映像を即確認できるのもうれしい機能でしょう。中国製ではありますが、日本語表記にも対応しています。

暗視カメラは光源が少なくても明るい

実際に暗視カメラで撮影してみたところ、光源の少ない場所でも明るい動画が撮影できました。まったく光のない場所では、赤外線モードでの白黒撮影も可能です。

デジタルズームを搭載しており、夜間の望遠撮影にも対応しています。十分に明るく撮れますが、暗くなるとやや粒子は粗くなるのは仕方ないところでしょう。

記録解像度は4K(3840×2160ドット)で、デジタルズームは10倍。夜間の最大観測距離は500mで、ディスプレイは4.5インチとなります。バッテリーは1200mAhです。サイズ/重さは13W×10H×7Dcm/300g。実勢価格は39,999円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「暗闇の中の怪しい動きをキャッチする暗視カメラ