玄関の鍵1つで戸締りが完了するマンションは、一戸建てに比べて空き巣に狙われにくいと思っている人が多いようです。最近ではオートロック付きも増えていて、マンション住人の防犯意識はますます低くなっています。そんな心の隙を空き巣は見逃さないのでした。空き巣がマンションを狙うときの4つのポイントを見ていきます。

マンションでも空き巣に油断できない

設備が整ったアパートやマンションでも空き巣に油断はできません。オートロックが付いていても簡単に空き巣は侵入できますし、入れなかったとしても隣の住宅や電信柱、雨樋を利用してベランダに侵入することも可能です。

また、高層階に住んでいる人も空き巣には要注意。上へ行けば行くほど防犯意識が薄まる上に、「高層階=金持ち」という空き巣側の認識もあるため、空き巣のターゲットにされやすくなってしまうのです。

そして、単身者や女性専用のマンションも空き巣に狙われやすい傾向があります。留守にしがちだったり、「女性専用だから安心だ」と過信することで防犯意識低下につながってしまうようです。

マンションに侵入する空き巣の狙い目

じつは、空き巣がマンションに侵入するときの4つの狙い目ポイントがあります。「2階または最上階」「オートロック付きマンション」「夜でも洗濯物が干しっぱなし」「窓がクレセント錠+普通のガラス」の4つです。

どちらにせよ、集合住宅に住んでいる人は一軒家と同じように、「自分の部屋は自分で守る」という防犯意識を持つことが大切。マンションでもそれ相応の適切な防犯対策が必要になります。

マンションの空き巣対策は、備え付けの設備に頼りきっては不十分。窓ガラスのカギ付近に防犯フィルムを貼るなど、自分で防犯グッズを設置するようにしたほうが安全です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「マンションに空き巣が侵入する時の4つの狙い目