おもしろ無線が聞ける広帯域受信機の中でも「盗聴器発見機能」を搭載しているのが、アルインコのハンディ受信機「DJ-X81」です。DJ-X81にはあらかじめ、盗聴器の電波として使用実績のある周波数がプリセット。室内に仕掛けられた盗聴器をすぐに探し出すことができます。DJ-X81の実力を見ていきましょう。

DJ-X81の盗聴器発見機能の動作方法

DJ-X81の盗聴器発見機能の使い方は、最初に盗聴器の周波数がプリセットされたバンクをスキャン。室内に飛び交う盗聴波をキャッチします。この際、音声反応式の盗聴器を動作させるためにテレビをつけたり、電話盗聴器を動作させるために117番の時報に電話をつなぐのがポイントです。

盗聴器発見機能の動作はDJ-X81の「MONI」ボタンを押しながら、メインダイヤルを長押し。すぐに盗聴器の周波数をスキャンして、部屋に盗聴波がないかチェックできます。

この時点でDJ-X81が盗聴波をキャッチしていなければ大丈夫。盗聴器は仕掛けられていません。もし、キャッチしていた場合、室内のどこかに盗聴器が仕掛けられていることになります。

DJ-X81の盗聴器発見機能の探索方法

DJ-X81の盗聴器の探索方法は2種類。ハウリングを利用して探す「SILENT」モードと、DJ-X81が発したピー音を盗聴器に拾わせて、距離を詰めていく「SOUND」モードがあります。

実際にDJ-X81で「SOUND」モードで盗聴器を探索してみると、断続的だったピー音がピィ、ピィ、ピィと間隔が狭まり、盗聴器に近づいていることを警告。同時にディスプレイでは右から左に向かう矢印が長くなり盗聴器への接近を表します。

DJ-X81の盗聴器発見機能の解除は、動作時と同じ「MONI」ボタンを押しながらのメインダイヤル長押しです。なお、DJ-X81の機能は室内に仕掛けられた盗聴器を探し出すためのもの。街中での盗聴波探しには向いていません。実勢価格は26,800円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「盗聴器発見機能を搭載したハンディ受信機の実力