視聴の妨げになる動画広告はブロッカーで回避…というのが長年常識でしたが、近年、その風向きが変わりつつあります。YouTubeが広告ブロッカー対策を本格化して、これらを使うユーザーに対して警告表示や視聴制限をかけ始めたのです。YouTubeの広告ブロッカー対策について、詳しく見ていきましょう。
YouTube広告ブロッカー対策が本格化
YouTubeは、2023年5月頃から広告ブロッカーに対する本格的な対策をスタートしました。対象となっているのは主にブラウザの拡張機能で、今年9月頃からは日本語での警告表示も始まっているようです。
今回のYouTubeの広告ブロッカー対策は、従来までの対策とは異なり、これらのツールを使うユーザーに対して警告表示や視聴制限を掛けているのが大きな特徴です。
YouTubeで確認されている広告ブロッカー対策は「警告メッセージ」「3ストライク」「タイマー機能」の3種類。それぞれどんな対策か見ていきましょう。
YouTube広告ブロッカー対策で視聴制限
「警告メッセージ」は広告ブロックの無効化か、YouTube Premiumへの加入を促すメッセージを表示。一度表示されると、その後何度も表示され、まともに動画を視聴できなくなります。
「3ストライク」は警告表示の後、動画3本までという視聴制限が掛けられ、それ以上は再生不可に。視聴を続ける場合は、広告ブロッカーを無効化するかYouTube Premiumへの加入が必要になります。
「タイマー機能」は動画を再生しているとポップアップが表示され、強制的に動画を中断。警告メッセージと同じ表示が出て、30~60秒が経過しないと表示を消去できません。(文/pusai)
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「YouTubeの広告ブロッカー対策とはどんな警告?」