ブルーインパルスがアクロバット飛行で使用する周波数が判明するのが、出発前の一連の確認動作「ウォークダウン」です。ブルーインパルスの演技は、パイロットが搭乗するところから始まっています。ウォークダウンから始まるブルーインパルスの交信内容を詳しく見ていきましょう。

ブルーインパルスのパイロット6人

ブルーインパルスの6人のパイロットが横1列になり、それぞれ3人の整備スタッフが待つ、自分の搭乗機に向かいます。整備スタッフに敬礼をして、耐Gスーツを装着し、コックピット入ってエンジンスタートです。

ここから、パイロットと整備スタッフによるブルーインパルスの機体の動作チェック、プリタクシーチェックが始まります。“プリタク”と略される一連の作業を、ショーのように見せるものです。

このあたりで、割当て周波数のバンクをスキャンさせましょう。ブルーインパルスが最初に電波を出すのは、プリタクが終了した後、ランディングライトを点灯する直前のラジオチェックだからです。

ブルーインパルスを目と耳で楽しむ

編隊長である1番機の号令で、2番機以下が自分のポジションを返答。これが“受信に異常無し”の意味になり、無線機の動作確認としています。これが本日、ブルーインパルスが使う周波数です。

すぐにランディングライトの点灯の指示が出ます。そしてキャノピーを閉じる指示が出されて、タキシングを開始。ブルーインパルスは滑走路へと向かいます。ここでTWRと交信。離陸の許可を得ます。すると今度は、この周波数にブルーインパルスの地上局「ブルーコントロール」が開局して、最新の気象情報を伝えるのです。

ブルーインパルスの1~4番機がダイヤモンドテイクオフで離陸したら、ブルーインパルスのアクロバット飛行の始まり。ここからは目と耳の両方で、ブルーインパルスの華麗な飛行を、パイロットと一体になって楽しめます。編隊長の心地良い絶叫は耳から離れません。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ブルーインパルス編隊長の絶叫が聞こえる周波数