多くのホームセンターがプライベートブランド(PB)を展開しており、オリジナルの乾電池もラインアップしています。いずれも大手ブランドの乾電池の半額程度で売られていますが、気になるのは実際の性能でしょう。そこで、安くて高品質なホームセンター乾電池はどこかを実測して比較してみました。
ホームセンターPB乾電池を5社で比較
ホームセンターの売上上位に君臨する大手の中から、PB乾電池を販売する5社をピックアップして、単3形乾電池の性能を比較しました。ホームセンター5社はジョイフル本田、コメリ、ナフコ、カインズ、コーナンです。
ホームセンター乾電池は、放電テストによる終止電圧到達時間やグラフの推移(8本の平均値)、実測容量、1本あたりの価格などから、ベストバイとなる1本を決めました。
計測はハイパワー機材で使うことを前提とした1A放電で行います。アルカリ1次電池の終止電圧は0.9V。これはJISC8511にて設定されているので、ここを下限としました。
ホームセンター乾電池のベストバイ
また、比較対象として、パナソニックのアルカリ乾電池も実測。通称「金パナ」のロングセラー乾電池です。指標として測定したところ、実測容量も終始電圧到達時間もNo.1でした。ただし1本あたりの価格も80.5円で一番高価です。
そして、ベストバイとして選んだホームセンター乾電池はジョイフル本田。実測容量自体はコメリに次ぐ2位で、初期パワーはやや抑えめながら粘り強い放電特性を見せています。1本あたりの価格は55.95円です。
製造元はFDKと書かれていることやグラフの特性から、中身はFDKプレミアムと推測されます。店舗数が少なくECサイトを持たないのがネックですが、立ち寄った際は入手してみるとよいでしょう。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ホームセンター乾電池を買うならジョイフル本田」