全国で配備が進む可搬式オービス。とくに可搬式レーダーオービス「MSSS」は複数の周波数を使うため、従来のレーダー探知機では警報が難しいとされてきました。そんな中、各メーカーからは受信範囲を拡大した「MSSS対応モデル」が続々登場しています。ブリッツの「TL403R」も、MSSSの受信に対応したワンボディモデルです。
TL403RはMSSSを数百m手前から捕捉する
ブリッツのレーダー探知機「TL403R」は、もちろんLSM-310などのレーザー式に加え、LHシステムやループコイル式といった従来の固定式オービスもカバーしています。
4インチの大型ディスプレイを備え、視認性も抜群。MSSSを数百m手前から捕捉し、レーダーの受信レベルを表示してくれるので、大まかな距離を把握可能です。音と表示で分かりやすく注意を促します。
LHシステムやループコイルといった従来の固定式オービスに加え、固定式のレーザーオービスなども位置情報が登録済み。GPSにより確実な警告が可能です。
TL403Rに受信感度を自動調整する機能
TL403Rは速度によって感度を調整してくれます。信号待ちや低速走行時は受信感度を下げ、警報音をミュートする一方、 高速走行時は受信感度を上げ、より早い警報が可能になる仕様です。
「AT」に設定しておくことで、速度によって受信感度を自動的に調整してくれます。渋滞などの低速走行時は GPS警報やレーダー&レーザー警報音をミュートすることも可能です。
TL403Rの受信方式はダブルスーパーヘテロダイン(レーダー部)、パラレル33ch(GPS部)です。対応衛星はGPS、グロナス、ガレリア、みちびき、ひまわり、GAGAN。無線受信は18バンドとなります。サイズ/重さは111.5W×64H×20Dmm/141g。実勢価格は35,800円です。
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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「TL403Rは可搬式オービスMSSSをいち早くキャッチ」