加齢により耳が遠くなったり、キッチンで作業していたりすると、テレビの音量をつい上げてしまいがち…。家族や隣人に配慮しつつ、テレビを存分に楽しみたいなら手元スピーカーを導入するという手があります。「QWTS-D1000」はワイヤレスで運用できる手元スピーカーで、音声復調やラジオ機能も備えているのです。

手元スピーカーにはっきり音つまみ

山善の「QWTS-D1000」はワイヤレスで運用できる手元スピーカーで、テレビに設置した台座からの有効距離は約30m。一般的な日本の家なら十分でしょう。

台座部分をテレビのイヤホンジャックにつなげば、本体と自動でペアリングして音声がワイヤレス送信される仕組み。台座は充電ドックも兼ねており、使い終わった本体をセットしておけば常にフル充電の状態をキープできます。

そして、手元スピーカー本体には「はっきり音つまみ」を搭載。3段階でテレビの音量をクリアに復調してくれるので、さらなる小音量での視聴をサポートします。

手元スピーカーにラジオチューナー

スピーカーユニットは外周に張り巡らされており、周囲の人も一緒に楽しめる構造。音声が聞き取りにくい場合は、はっきり音つまみを回してみましょう。音声がシャープになります。

また、手元スピーカーにはAM/FMラジオチューナーが内蔵されており、小型の防水ラジオにも変身。フル充電時かつイヤホン運用なら最大55時間稼働できるのです。作業時のお供としてだけでなく災害時の情報収集ユニットとしても活用できます。

ラジオ運用時は、台座の送信範囲外に持ち出しても大丈夫。IPX4の生活防水なので、水しぶきが飛ぶ台所や小雨が降る屋外でもある程度は耐えられる構造です。

手元スピーカーの稼働時間が延びる

本体にあるΦ3.5mmのイヤホンジャックは、スピーカー出力に比べて消費電力が抑えられ、通常12時間の最大稼働時間がテレビ運用時は約30時間、ラジオ運用時は約55時間に延びます。

手元スピーカーの通信距離は約30mです。スピーカー出力は1.5Wで、スピーカー径はΦ55mm。電源は内蔵ニッケル水素電池(2,000mAh)となります。スピーカー使用時の稼働時間は約12時間です。

防水等級はIPX4。AMラジオ受信周波数は522~1629kHzで、FMラジオ受信周波数は76.0~108.0MHzです。本体のサイズ/重さはΦ118×87Hmm/約530g。実勢価格は11,800円です。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「手元スピーカーが非常時に防水ラジオに変身する?