Amazonから届いた商品の箱を開けると「レビューを書いたら1000円をプレゼント」という趣旨のギフトカードが同封されていていることがあります。以前からあるAmazonやらせレビューの手口ですが、ステマは2023年10月の景品表示法で禁止されている「不当表示」に指定されました。しかし、ステマ規制後も同じ手口が続いているのでした。

Amazonやらせレビューを依頼する手口

Amazonやらせレビューは、カードの指示通りにレビューを書いて記載の連絡先にメールやLINEを送ると、1,000~2,000円のAmazonギフトカードがもらえるというものです。

このギフトカードを使った“依頼”は以前からある手口ですが、ステマが規制された2023年10月以降も健在の模様。5,500円で購入した某バイク用インカムにも、この案内が入っていました。

実際に商品の箱の中に入ってたのは、名刺サイズのカード。Amazonのロゴを配置してそれっぽく作られているものの、保証を約束する旨の日本語は不自然です。

Amazonやらせレビューの報酬受け取り

そして、カードの裏側に「1000円ギフトをGET」というお誘い文句が記載されていました。レビューは必ず星5つにしないと報酬(=ギフトカード)はもらえないようで、写真を追加すると報酬の上乗せもあるとのことです。

手順を詳細に説明し、まさにやった者勝ちともいえるやり口です。購入者の良識が問われる状況となっており、Amazonやらせレビューの根深い問題となっています。

カードに記載されたIDをLINEで検索すると、Amazonのロゴを使ったアカウントを発見。ここにレビューのスクリーンショットの画像を送ると、Amazonギフトカードのコードが送られてくるようです。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ステマ規制後も続くAmazonやらせレビューの手口