Amazonには、発売からまだ日にちが経過していないのに、1千件以上と評価数が異常に多い商品を見かけることがあります。有名ブランドの人気商品なら話はわかりますが、中華系のノーブランド製品でも1千件以上の評価数を獲得しているケースも少なくありません。販売者側の評価数のかさ増し手口が見えてきました。

Amazonで評価数が1千件以上の中華系

Amazonでは1千件以上の評価を集める商品があります。例えば、AmazonのKindleは1,141件、AppleのiPadは1,009件、パナソニックのエネループは14,185件。誰もが知っている有名ブランドの人気商品なので、評価が1千件を超えるのも納得です。

しかし、中華系のノーブランド製品でも1千件以上の評価数を獲得しているケースも少なくありません。そこで、これらのレビューを調べてみると、販売者側の手口が見えてきました。

例えば、Amazonでの取り扱い開始から12日しか経っていないのに、2,666件もの評価が付いている電気シェーバー。名もなきメーカー品が、こんな短期間で2千件超えの評価を獲得するのは不可能でしょう。

Amazonの評価数を稼ぐ小賢しい手口

そこでレビューをチェックしてみると、おかしい点に気が付きます。上位に表示される日本からのレビューは13件のみで、残りはアメリカ人によるレビューでした。

上位に表示される日本からのレビューは確かに電気シェーバーについて書かれているのですが、その下に表示される海外のレビューを翻訳して読んでみると、全く違うマッサージ器についての内容だったのです。

これはASIN(商品識別番号)を使い回して、レビューをかさ増ししているものと思われます。ASINを流用して評価数を稼ぐ小賢しい手口といえるでしょう。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「Amazonで評価数が異常に多い商品のかさ増し手口