4月1日、阪神高速の料金が変わることをNEXCO西日本と阪神高速道路が発表しました。近畿圏の新たな高速道路料金については、6月1日(土)午前0時から導入。それまでは現行料金を継続します。そして、新料金に合わせて、新たに阪神高速にETC深夜割引が導入されることも発表されました。詳しく見ていきましょう。

ETC深夜割引を阪神高速の新料金で導入

阪神高速の通行料金は、現行の上限料金の設定により都心通過交通の料金が低く抑えられて所要時間を要するにもかかわらず、都心部に交通が集中している状況です。

そこで、NEXCO西日本と阪神高速道路は4月1日、交通分散を促進するとともに対距離制を基本とした公平な料金体系のさらなる前進に向け、新たな上限料金を設定することを発表しました。

また、阪神高速道路の料金割引についても、整理・統一を図る観点などから、ETC深夜割引の導入や大口・多頻度割引の拡充を実施することも発表しています。

ETC深夜割引の適用判定は最初の入口

今回の新料金で、普通車のETC料金は300~1,950円の下限と上限料金を設定。0.1kmごとの営業距離に応じた10円単位の料金となります。現金車は1,950円です。

例えば、池田~福島の12.4km区間のETC料金はこれまでの680円と6月1日以降も変わりません。一方、伊川谷JCT~りんくうJCTの96.2km区間は1,320円から、6月1日以降は1,950円になります。

阪神高速のETC深夜割引は、午前0時から午前4時までの間に阪神高速の入口を通過する場合、料金を20%オフにするもの。ETC深夜割引の適用判定は、阪神高速道路を利用する最初の入口のETCアンテナとの通信時間が基準になります。

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「ETC深夜割引が阪神高速で6月から新たにスタート