2024年1月現在、大手コンビニチェーンで販売しているプライベートブランド(PB)の乾電池は4種類あります。最安はローソン100で、パッケージ本数の多いファミマがそれに続きます。ミニストップはイオン系スーパーで、セブンはイトーヨーカドーなどで同じ商品を購入できますが、どちらも価格はやや高めです。

コンビニ電池を放電テストした結果

これらのコンビニ電池を放電テストしたところ、今回最もコスパが高かったはファミマのPB乾電池でした。終始電圧の到達時間は指標となる金パナには及ばないものの、コンビニPB電池の中ではセブンに次ぐ2位です。

非常に僅差だった上、価格も1本あたり49円と低価格なのも高ポイントです。今回、計測した4本については、数値のバラつきも少なく性能も安定しています。

次点はセブン。安定のFDK製ということで、計測したすべての電池が安定したキレイな放電特性を記録。初期電圧が高いのも好印象です。ただし、1本あたり98円と高価なので、国産や大手メーカー品へのこだわりがなければ、やはりファミマを選ぶべきでしょう。

コンビニPB電池で高コスパなファミマ

ミニストップは、初期電圧が高く1.1V付近ではトップを走りますが、それ以降は急激にドロップ。性能のバラつきも気になりました。また、ローソンも初期電圧は高いものの、終始電圧まで46分と極端に短く、価格なりの性能といえるでしょう。

ベストバイとなったファミマルアルカリ乾電池の中身は、製造元のアイリスオーヤマが販売している「BIGCAPAα」の同等品と思われます。初期電圧が若干低いものの、総合的に見て最も高コスパでした。

次点となったのは、セブンプレミアムライフスタイルアルカリ乾電池。いずれもキレイな放電曲線を描いており、品質の高さがうかがえます。価格は4大チェーンの中で最も高いものの、それだけの性能を備えているといえるでしょう。(文/Toybox)

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情報提供元:ラジオライフ
記事名:「コンビニのPB電池を買うならファミマかセブン!