人物を切り抜いてまったく別の背景を合成できる画像加工アプリが「Vivid AI: AIアバター作成 & AI画像編集」です。App Store、Google Playで無料で入手できます。本来はアート作品を作るためのアプリですが、AIの力でアリバイをでっち上げる写真の偽造やねつ造に活用できるというわけです。詳しく見ていきましょう。
写真を選ぶと自動で被写体を切り抜き
「Vivid AI: AIアバター作成 & AI画像編集」は本来、写真を加工してアート作品を作るための画像加工アプリです。とはいえ、加工作業はAIが自動で行うので、技術的に難しい操作は必要ありません。
アリバイ写真の偽造やねつ造に役立つのは「AI背景」という背景の差し替え機能。ベースとなる写真を選ぶと自動で被写体が切り抜かれ、あとは背景素材を選ぶだけで背景を偽装した合成写真が作れます。
使い方は、まずアプリのメイン画面の機能一覧から「AI背景」を選択。続いて、合成したい人物が写った写真を選択しましょう。写真を選ぶだけで自動で被写体が切り抜かれます。
フィルターを選ぶだけで天気を変える
最後に、背景素材を選択すると合成画像が生成されるというわけです。背景は「テーマパーク・雪山・花畑・海外の街」などをワンタップで自由に差し替えられます。
写真に映る風景の雰囲気を変える「AIシーン」機能も搭載。写真と加工用のプリセットを選ぶだけでAIが写真を大きく加工してくれますが、ちょっとやり過ぎ感もあります。
このアプリは、フィルターを選ぶだけで写真の天気も変えることが可能。ただし、こちらもアニメチックになるのでアリバイ写真などのねつ造には不向きかもしれません。(文/中谷仁)
【関連リンク】
遠隔操作アプリ「Cerberus(ケルベロス)」とは
radikoエリアフリー判定を無料で地域外で聞く裏ワザ
遠隔監視アプリ「Android Lost」でスマホを操作
ケルベロスアプリの見つけ方でスマホが監視されてるか確かめる
追跡アプリ「ケルベロス」をチェックする方法
情報提供元:ラジオライフ
記事名:「人物の自動切り抜きで合成写真を作る無料アプリ」